── 忘れない 危険予測と 安全確認 ──
運転の基本は、危険予測と安全確認にあります。危険を予測することで安全を確認しにいくという流れを忘れないで運転するようにしてください。
── 運転も 目配り気配り 思いやり ──
運転も日常生活と同じで、「気配り」、「目配り」、「思いやり」が大切です。攻撃的にならずに、常に優しい気持ちで運転するようにしましょう。
── 急がない 焦りが事故を 呼んでくる ──
急いだり焦ったりしていると、注意力が鈍ってしまい事故を起こす原因となります。急いでいるときこそ集中して、安全確認を徹底的に行うようにしましょう。
── 運転中 意思表示は ハッキリと ──
運転中に車線変更をしたり、道を譲ったりするときにはウィンカーを使用するほか、身振り手振りで合図を送りますが、この意思表示を怠ったり、曖昧にすると事故のもとです。自分の意志は明確に伝えましょう。
── 青信号 発進前に ひと呼吸 ──
信号待ちからの発進時、渡り遅れの歩行者や自転車などが出てくる危険がありますので、すぐには発進せず、ひと呼吸おいてから発進するようにしましょう。
── 渋滞時でも 安易に脇道 入らない ──
幹線道路が渋滞しているとつい脇道に入りたくなりますが、生活道路では歩行者や自転車が飛び出してくるリスクが格段に高く、事故の危険も高まります。安易に脇道には入らないようにしましょう。
── ライト点灯で 自車を目立たせ 事故防止 ──
夕暮れ時は、早めにライトをつけて自車を目立たせることで、相手に存在を知らせることができるため、事故防止につながります。点灯時間の目安は日没時間の約30分前ですので、覚えておきましょう。
── 運転中に 焦りは禁物 早めの出発を ──
焦り運転は急ブレーキや追い越しの回数が増えるだけではなく、必要な安全確認を怠ったり、歩行者の存在に気づくのが遅れるなど、大変危険な行為です。道中が渋滞しても大丈夫なように、早め出発を心がけてください。
── つけましょう シートベルトは 命のお守り ──
家族でドライブ中など、少しの距離ならシートベルトをつけなくてもまぁいいかと思う人は多いかもしれません。しかし、シートベルトは万が一の事故のときに命を守ってくれるとても大切なものです。運転者は、同乗者がシートベルトをつけているか確認してから発進するクセをつけましょう。
── 台風時 安全第一 無理せずに ──
台風シーズンが到来していますが、台風時の運転はとにかく無理は禁物です。大雨で視界も悪いうえに、強風にあおられたり、アンダーパスが冠水している危険もあります。決して無理はせずに、近くの建物などへ一時避難して、安全最優先で走行してください。
── たった2秒 その油断が 命取り ──
時速60キロで走行していたとして、2秒わき見をするとその間に車は約33メートルも進みます。たった一瞬のわき見のつもりでも歩行者などの存在に気づくのが確実に遅れますので、車を運転中は絶対にわき見はしないように心がけてください。
── 広げよう 安全運転の輪 あなたから ──
安全運転は、事業所の皆さん一人ひとりの心がけが大切です。率先して声掛けをして、安全運転の輪を事業所全体に広げていきましょう。
── 疲れます 慣れない運転 無理せずに ──
夏の旅行などで、普段あまり運転しない人がいきなり長距離の運転をすると、神経を使うため非常に疲れます。無理をせずにこまめな休憩をとりましょう。
── 徐行しよう 角から子どもが 出てくるぞ ──
住宅地を走行するときは、常に角から子どもが飛び出してくることを想定しながら運転しなければなりません。学校が夏休みですので、普段以上に意識した運転を心がけましょう。
── 急ブレーキ 踏むことのない 運転を ──
急ブレーキを踏んでも、たまたま運良く止まれることがあるかもしれませんが、次回はどうなるかわかりません。急ブレーキを踏むことになった理由をしっかりと振り返り、もう同じことは繰り返さないことが大切です。
── 重い荷物 ブレーキの効きに 要注意 ──
夏休みは、海水浴やキャンプなどで重い荷物を運ぶ機会が多くなるかと思います。重い荷物を積んだりたくさんの乗員が車に乗ると普段よりブレーキの効きが悪くなりますので、十分に注意して運転してください。
── 隠れています 見えないところに 小さな命 ──
車を発進する際には、しつこいほどに車の周りに人がいないか確認するクセをつけましょう。特に小さな子どもは死角になって運転席から見えませんので、安易な発進は禁物です。
── 片付けよう 綺麗な車内で 安全運転 ──
車内が片付いていると、心がスッキリして運転にも良い影響が出ます。逆に車の中が乱れていると運転にも悪影響ですので、いつでも車内の整理整頓を心がけましょう。
── さあどうぞ 焦った右折は 事故のもと ──
右折時に対向車がパッシングなどして「さあどうぞ」と進路を譲ってくれることがあります。その際に、「早く右折してしまおう!」と焦って右折すると対向車の死角からでてくる二輪車と衝突するなどの事故を起こしてしまいます。進路を譲られても決して慌ててはいけません。
── 車線変更 後悔しないか 考えて ──
運転中は無意識に色々な判断をしながら、運転操作をしています。とくに車線変更はリスクの高い運転行動ですから、後方や側方をしっかり確かめて車線変更を行ってください。