── 忘れない ミラーの外に ある危険 ──
ルームミラーやサイドミラーに映っているのは、後方の全てではありません。ミラーの死角にも車やバイク・自転車などがいる可能性を常に意識して、目視で確認にいきましょう。
── 昼食後 短い仮眠で リフレッシュ ──
昼食を食べたあとの午後の早い時間は、人間の身体リズムのため健康な人でも眠気を催しやすくなります。15分~20分程度の短い昼寝をすると眠気を防ぎリフレッシュできます。
── 止まるだろう 期待に反して 出てきます ──
交差道路をやってくる車が停止線で止まるだろうと思っていても、一時停止を無視して飛び出してくることがよくあります。こちらの期待に反して相手が止まらない危険を予測し、いつでも避けられるような運転をしましょう。
── 慣れた道 安全確認 忘れずに ──
交通事故は、意外にも走りやすい道や慣れた道で、油断することにより起こりやすくなります。どんな道を走行しているときにも、決して安全確認を怠ることなく気を引き締めて運転しましょう。
── 自転車を 追い抜くときは 慎重に ──
自転車を後ろから追い抜くときには、自転車にヒヤリとさせないようにしましょう。具体的には十分な側方間隔を取るとともに、スピードを落として運転するようにしてください。
── 助手席に 書類やカバンは 置かないで ──
助手席の目につくところに書類やカバンなどを置いておくと、ハンドルを切った際に落ちてきて、それを支えようとわき見運転になることがあります。荷物は後部座席の見えないところに置いて、運転に集中するようにしてください。
── 見えないことに 不安を感じる 感性を ──
運転サイドミラーなどに写っていた二輪車が写らなくなったときに、どこかに曲がって行ったのだろうと安易に考えてはいませんか。二輪車はたまたまサイドミラーの死角に入っただけかもしれない、と感じる感性を身につけるようにしてください。
── 強風時 スピード落として 走行を ──
強風時には、車の速度が速いほど風圧を強く受けやすくなります。そんな時にはハンドルをしっかり握って速度を落とし、もし車が風に流されるような危険を感じたら無理はせず安全な場所へ避難しましょう。
── 深呼吸 怒りの気持ちを 鎮めよう ──
割込みなどをされると、人によってはカッと来ることがありますが、そのような時は深呼吸をして気分を入れ替えましょう。息を大きく吸うことで副交感神経が優位になり、気持ちが落ち着きます。
── かもしれない 危険予測を 怠るな ──
運転中、人間は様々な状況で認知→判断→操作をしながら運転していますが、安全運転のためには、とくに認知力と判断力を磨いてください。正しく認知と判断ができれば交通事故の危険を大幅に減らすことができます。
── 大切な 家族のことを 忘れない ──
運転中はいろいろとストレスが溜まることが多いものですが、そんなときは家族の顔を思い出すなどして気持ちを整えましょう。家族はあなたが無事に戻ってくることを待っています。
── 悪天候 焦らず回復 待ちましょう ──
地域によっては春を感じられる日もありますが、まだまだ冬本番です。冬型の気圧配置では天候が荒れることがありますので、車両の運行にはくれぐれも注意するようにしてください。
── 落下物 大きな事故を 引き起こす ──
落下物は、上に乗り上げるとバランスを崩してしまい、大きな事故の元となります。荷物はしっかりと固縛するとともに、スペアタイヤなどもしっかり固定されているか出発前に点検してください。
── フロントガラス 曇ったままで 走らない ──
今の時期は朝の冷え込みが厳しいため車のフロントガラスが曇り、前方の視界が塞がれることによる事故の危険が高まります。デフロスターを作動させればすぐに取れるだろうとそのまま走行せず、必ず安全な場所で視界がクリアになるまで待ってください。
── 子どもの位置 確認してから 出発を ──
自宅前や駐車場で、わが子や知り合いの子どもをひいてしまう事故が後をたちません。子どもは車体の死角に簡単に隠れてしまうため、発進前には子どもがどこにいるかを必ず確かめてから車を動かす習慣をつけてください。
── 心の乱れ 運転の乱れに つながります ──
マナーの悪い他車の行動にカッとすると、自分自身の運転も乱暴になり、事故やトラブルに結びついてしまいます。運転中は常に冷静でいるように意識してください。
── 進路変更 目視でしっかり 確認を ──
ミラーでちらっと確認してすぐに進路変更してはいませんか。ミラーには死角があるため、必ず進路変更する方向の後方を目視でしっかりと確認するように努めましょう。
── バックカメラ 頼りすぎると 事故になる ──
バックカメラを装着しても、バック事故は減らないという嘆きを聞くことがあります。バックカメラは後方すべての状況を写すものではありませんので、頼りすぎないようにしましょう。
── 追突事故 低速度こそ 要注意 ──
追突事故の多くは時速10キロ以下で発生しています。低速度になるほど危険から目を離しがちですから、注意するようにしてください。