―― 逆光による 目のくらみに 要注意 ――
太陽の軌道が夏場よりも低く傾いてきたため、朝夕、車の中に光が入りやすい時期になりました。陽の光が目に入って眩しいときは無理にそのまま運転を続けず、サンバイザーやサングラスで対応するようにしてください。
―― フロントガラス クリアに保ち 事故予防 ――
フロントガラスが曇っていたり汚れていたりすると、前方の視界が悪くなるため事故のリスクは跳ね上がります。いつでもキレイに保つように心がけましょう。
―― やめましょう 安易な停車は 事故のもと ――
高速道路での駐停車は本来禁止されていますが、それでも高速道路停車中の追突事故は毎年多数発生しています。もちろん、故障等によりどうしても停車しなければいけないときはあると思いますが、そういうときは停止表示板等を設置し、後続車からの追突事故防止に努めましょう。
―― 冬支度 車も早めに してあげよう ――
いつのまにかもう冬はすぐそこまで来ています。今年の冬は寒くなるという予想もされていますので、早めにスタッドレスタイヤに履き替えるなどして、車の冬支度も早めに行いましょう。
―― 長距離ドライブ前 空気圧点検 忘れずに ――
行楽シーズンが到来しましたが、長距離ドライブ前に車のメンテナンスをしていますか?特にタイヤの空気圧点検は忘れがちですので、1か月に1回はチェックして、特に長距離運転をする前には忘れずに確認するようにしてください。
―― 乗ったら着用 シートベルトを 習慣に ――
いまだ後部座席のシートベルト着用率は高くありませんが、その原因のひとつに「つけるのをうっかり忘れる」こともあるのではないかと思います。最初はシートベルトは「忘れずにつける」ことを意識して、次第に着用することが当たり前になるよう、習慣化していきましょう。
―― 安全運転とは 手抜きをしない 運転です ――
人間、つい手抜きをしてしまう瞬間があるかもしれませんが、こと運転に関しては手抜きは厳禁です。必要な安全確認を手順やタイミングを守って行うことが安全運転の基本です。決して手は抜かないようにしましょう。
―― ボール発見 すぐにブレーキ 踏む準備 ――
運転中に道路脇からボールが転がってきたのを発見したら、次にボールを追いかけて子どもが飛び出してくることを予測してすぐにブレーキペダルを踏む準備をしましょう。このとき、もしボールとの距離が短ければ、すぐにブレーキを踏んでスピードを落とす必要がありますので注意してください。
―― ダッシュボード 飾りすぎは 厳禁です ――
ダッシュボードの上に人形などをたくさん置いていませんか?どうしても何かを飾りたい場合は運転席からの視界を遮ることのないよう、置き場所をしっかりと確認しましょう。また、走行中ころがり落ちてくると危険ですので、固定しておくことも大切です。
―― ヒヤリ・ハット 共有しあって 事故防止 ――
ヒヤリ・ハット体験をしたときに、なんとなく怒られるような気がして隠したりしていませんか?その経験はさらに大きな事故を防ぐための貴重な体験です。みんなで共有しあって、事故を防止しましょう。
―― 暗い夜道 上向きライトで 危険回避 ――
夜間の対歩行者事故のほとんどは、ライトを下向きにしていたというデータがあります。下向きライトでは40m先までの歩行者しか発見できません。対向車がいない場所ではこまめにライトを上向きに切り替え、早めに歩行者を見つけることが、危険を避けるためにとても大切です。
―― 一時停止とは タイヤの回転 止めること ――
一時停止ではしっかりと完全に停止できていますか?自分ではできているつもりでも、実はしっかり止まっていないことがあります。タイヤの回転を止めるということを意識してみてください。
―― 踏み間違い 若いからと 油断しない ――
まだ若いから、ペダルの踏み間違いは自分には関係がないと思っていませんか?実際には運転の技術や経験不足が原因で若いドライバーでもペダルの踏み間違いによる事故は発生しています。他人事だと思わず、落ち着いた運転を心がけましょう。
―― 慣れ・油断 安全運転の 大敵です ――
走り慣れた道などで油断していると、わき見や漫然運転につながることが多くなります。慣れた道ほど事故が多いということを自覚し、決して前方から目線をそらさないように意識しましょう。
―― イエローゴー 癖になると 事故起こす ――
黄信号は「注意して進め」ではなく、基本的には停止しなければなりません。黄信号でも交差点を通過する癖がつくと、信号無視で摘発されたり、最悪の場合は交差車両との衝突事故に結びついてしまいます。
―― 夜間運転 右方向からの横断者に 要注意 ――
夜間は見通しが悪く、運転がしづらいものです。とくに、右から横断してくる歩行者等との事故が多くなっていますので、常に警戒するようにしてください。
―― 働かせよう 見えない場所の 危険予測能力 ――
住宅街などの込み入った道路では、見えない死角から子どもや自転車が飛び出してくる可能性が高くなります。そういった死角のある場所を通過する際には、常に飛出しを予測して直ぐに止まれる速度で通行しましょう。
―― 飲んだかな? 運転前に 服薬チェック ――
持病の薬を飲んでいる人は、運転前に「いつもの薬は飲んだかな?」と確かめるようにしてください。飲み忘れで発作を起こし、事故を起こすと、人生の破綻につながってしまいますので注意してください。
―― 醒めたかな? 残っているぞ アルコール ――
ある実験によると、アルコール残量と自身の感覚にはズレがあり、酔いが醒めたと思っていても、実際には体内にアルコールが残っていることが多いのです。こうしたことを頭にいれて、自身の感覚を頼りにするのは控えて飲酒運転を防止しましょう。
―― 夜間運転 こまめにライトを 切り替えて ――
夜間は見通しが悪いので、走行用ライト(上向きライト)を点灯させるのが基本ですが、すれ違う車がいればすれ違い用ライト(下向きライト)に切り替えなければなりません。だんだんと面倒になりますが、こまめに切り替えて前方の視野を確保しましょう。
―― まだ行ける? 無理せず 早めに給油しよう ――
燃料が残り少なくなっても「まだ行ける」と考えて、ギリギリまで給油をしない人がいます。ガス欠も怖いですが、災害時にガソリンが入っていないと長距離の移動や、長時間の滞在もできません。常に燃料は多めに入れておきましょう。
―― 発進時 必ず後方 確認を ――
車を発進させるときには、サイドミラーなどで必ず後方を見てし、自車が発進しても衝突しないかを確認するようにしてください。