―― 前方の自転車 危険運転 予測して ――
前方に自転車が走行しているときは、「後ろを確認せずに横断しだすかもしれない」「急にふらついて倒れるかもしれない」など、様々な「かもしれない」を予測するクセをつけて、不測の事態に備えましょう。
―― 生活道路 安易な走行 やめましょう ――
幹線道路が渋滞しているとき、抜け道を求めて安易に生活道路に進入していませんか?生活道路では幹線道路に比べ、対自転車・歩行者の死傷事故が約2倍発生しています。不必要に生活道路を走行することは控えましょう。
―― 安全は 日々の意識の 積み重ね ――
交通安全は、その日一日だけ気をつけても意味がありません。日々、安全を意識して運転することが、悲惨な事故を防ぐことにつながります。
―― あっ危ない! その経験を 共有しよう ――
運転中にヒヤリとした体験は、隠さず職場のみんなと共有するようにしましょう。その貴重な体験は他のみんなの教訓となり、交通事故を防ぐ大切な一歩となるのです。
―― 熱中症 早め早めの 対策を ――
5月でも車内は高温になりやすいので、熱中症のリスクが高くなります。体調が悪くなる前に、こまめな休憩と水分補給を心がけて、熱中症を予防しましょう。
―― 山道では 対向車の存在に 気を配ろう ――
山道では、急なカーブや木々などの障害物により対向車の存在に気付くのが遅れることがあります。また、急カーブで中央線をはみ出してくる対向車がいるかもしれません。常に先をよく見て、対向車に気をつけて運転しましょう。
―― シートベルト 大切な命を 守ります ――
シートベルトを着用していると、非着用時よりも事故のときの死亡率が大きく下がります。「すぐ近くだから」などと油断せずに、いつでもシートベルト着用を癖づけましょう。
―― 雨天時は 「急」のつく運転 避けましょう ――
雨天時は、路面が滑りやすいためいつもより制動距離が長くなります。「急ブレーキ」「急発進」「急ハンドル」など「急」のつく運転は避け、車間距離も普段よりも長めにとるようにしましょう。
―― 小さな死角 大きな危険が 隠れている ――
ピラーの死角など、ほんの小さな死角に人が隠れているのに気づかずにいると、大きな事故を起こすことになります。頭を動かすなどして、どんな小さな死角も見逃さないように意識してください。
―― おかしいな? その感性が 身を守る ――
車を運転しているときに、何か普段とは違うかすかな違和感を覚えることがあると思います。その違和感を見逃さずに確認しにいくことで、自らの身を守りましょう。
―― 黄信号 解釈違いが 事故のもと ――
交差点で黄信号にさしかかったときに、「減速して停止しよう」というドライバーと「急いで通過しよう」というドライバーが混在していれば、当然事故の危険は高まります。全員が「イエローストップ」を守れば事故のリスクは大幅に減るはずですので、皆さんも実践してみてください。
―― 急な雨 歩行者・二輪車 飛び出すぞ ――
急に雨が降り始めたときには、傘を持っていない歩行者や二輪車が急いで飛び出してくる危険があります。十分に注意して走行しましょう。
―― 交差点のミラー 頼りすぎは 禁物です ――
交差点などに設置された丸いミラーは相手との距離感がつかみづらい上に、死角があるため歩行者などを見落とす危険があります。必ず自分の目で確認するクセを身につけるようにしてください。
―― 普段から 事故のニュースに 関心を ――
日々報道される交通事故のニュースを人ごとだと思って流し見していませんか?事故の発生原因にはパターンがあるので、普段からニュースなどに注目して、どのような状況で事故が発生しているのかを覚えておきましょう。
―― 見えないものを 見に行く意識 持ちましょう ――
サイドミラーやアンダーミラー、ピラーなどの死角に危険が隠れているかもしれないという意識を持っていますか?見えないことは危険がないということではありません。見えないことに不安を持ち、見に行く感性を身につけるようにしましょう。
―― 事故で病院 今の情勢下では 厳禁です ――
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、医療従事者の方々は日々大変な思いをして勤務してくださっています。交通事故を起こして怪我をしたりさせたりすると、その医療従事者の方たちの手をさらに煩わせることになるので、今はいつも以上に「絶対に事故を起こさない」という意識を強く持ってハンドルを握りましょう。
―― 無事故でも 明日はどうなるか わからない ――
「これまで事故を起こしたことはないから」と言っても、これからも事故を起こさないという保証はまったくありません。常に慢心することなく、安全確認を徹底して運転するようにしてください。
── 後部座席でも シートベルトは 万全に ──
シートベルトは全席着用が義務付けられていますが、一般道では後部座席シートベルト非装着に対する罰則がないため、着用率は低めになっているのが現状です。自分や大切な人の命を守るためにも、後部座席でも常にシートベルトは着用してください。