―― 忘れないで 車は凶器と なることを ――
車は現代社会ではとても便利な移動ツールであると同時に、使い方を誤れば人の命を奪う凶器ともなります。油断すれば自分の車が人の命を奪いかねないということを肝に命じて、日々ハンドルを握りましょう。
―― 譲り合う 心の余裕を 大切に ――
運転中は、他の車や歩行者に先を譲ることのできる心の余裕を持ちましょう。もしその余裕がないなと感じたらイライラのサインです。深呼吸をして、心の余裕を取り戻すように心がけてください。
―― 血栓症 夏場は特に 危険です ――
長時間座りっぱなしになるドライバーは、下肢の血流が悪くなり血栓ができ、肺の静脈を詰まらせるいわゆる「エコノミー症候群」になるリスクがあります。特に夏場は汗をかき、血液が粘度を増すことで血栓症を起こしやすくなりますので、水分をこまめに取り、休憩時には体操など下肢の運動をしましょう。
―― あおり運転 あなたの人生 狂わせます ――
あおり運転が厳罰化されました。あおり運転で摘発されると、即免許取り消しになりますので仕事にも大きな影響がでます。人生を狂わせないように、心を引き締めてハンドルを握ってください。
―― やめましょう 自分本位な運転 事故のもと ――
自分の感情を優先して他人のことを考えられない運転は、相手に不快な思いをさせるだけでなく、当然事故の危険も高くなります。相手の立場に立った運転をすることが、安全運転の第一歩です。
―― 睡眠不足 翌日の運転に 響きます ――
次の日に運転する予定があるときは、必ず前日は早めに就寝しましょう。とくに今の時期は、自覚がなくとも暑さで体がバテていますので、良質な睡眠を取って疲れを翌日に残さないように心がけてください。
―― 急いでも 到着時間は 変わらない ――
スピードを出せば早く目的地に到着するだろうと思われがちですが、実際には平均所要時間には大差がないというデータがあります。にもかかわらず、スピードを出すことで事故のリスクはしっかりと高まりますので、焦ってスピードを出して運転することはやめましょう。
―― 違和感を 覚える車からは 距離とろう ――
あおり運転をするような車には、やたらにスピードを上げて走行していたり、車線変更を繰り返していたりなどの兆候があるものです。このような車を見かけたら距離を取って、トラブルに巻き込まれないように自衛しましょう。
―― 通い慣れた道 実は危険が 潜んでる ――
普段通い慣れた道であっても、危険が潜んでいることに変わりはありません。通い慣れている道だからこそ油断しがちですので、いつも以上に安全確認するように心がけましょう。
―― 運転席に 車外での感情 持ち込まない ――
生きていれば、何かにイライラしてしまうこともあるかと思いますが、ハンドルを握っている間は冷静でいることが何よりも大切です。運転中はそれまでのイライラは一旦忘れて、冷静になるように努めてください。
―― スピードメーター たまに確認 習慣化しよう ――
自分では一定の速度で運転しているつもりでも、長い直線道路などではいつのまにかスピードを出しすぎていることがあります。自分の感覚に頼りすぎず、たまにスピードメーターをチェックしてスピードが出すぎていないか確認するクセをつけましょう。
―― シートベルト いのちを守る お守りです ――
後部座席は運転席や助手席に比べて、シートベルトの着用率がまだまだ低いというデータがあります。特に近距離移動だと「まぁいいか」と思ってしまいがちですが、シートベルト着用時と非着用時では事故の際の死亡率が大きく異なります。シートベルトは全員が着用するようにしましょう。
―― 夏バテによる 過労運転に 要注意 ――
夏バテになるとぼんやりとして集中力が失われるため、その状態でハンドルを握ると交通事故を起こす危険が高まります。そうならないためにも、十分な睡眠をとるとともに、疲れたと感じる前にこまめな休憩を取るようにしましょう。
―― 生活道路 不要な侵入 控えましょう ――
生活道路は幹線道路に比べると見通しが悪く、歩行者や自転車の飛び出しも多いため事故のリスクが高まります。必ずしも必要でないのなら、生活道路を走行することは極力控えたほうが安全です。
―― 慣れや油断 心の中に 潜んでない? ――
慣れや油断といった感情は、事故を引き起こすもっとも危険な感情です。自分の中にこのような心理が潜んでいないか、常に意識して確認するようにしてください。
―― ながら運転 スマホ以外も 危険です ――
ながらスマホによる運転が昨年厳罰化されましたが、飲食やタバコ等、スマホ以外のながら運転も明確な法規制こそされていないものの、大変危険です。ハンドルを握っている間は運転に集中するようにしましょう。
―― 雨の日は スピード落として スリップ防止 ――
スリップは、路面が濡れているときや速度が出すぎているとき、タイヤの状態が正常でないときなどに起こりやすくなります。タイヤの空気圧を定期的にチェックするとともに、雨の日は絶対にスピードを出しすぎないようにしましょう。
―― 小さな子ども 行動予測は できません ――
小さな子どもは目を離すとすぐに動き回ろうとします。また、背も低く運転席からは姿が見えないため非常に危険ですので、車の通行がある場所では絶対に手を離さないようにしてください。
―― まさか自分が その油断が 事故招く ――
「自分が事故を起こすはずはない」と思っていませんか?運転に自信を持つのは良いですが、過信は危険です。運転は慎重すぎるぐらいでちょうどいいので、油断せずハンドルを握りましょう。
―― 一時停止 安全運転の 基本です ――
確実な一時停止は安全運転の基本です。車を止めるのではなく、タイヤを止めることを意識するのが確実な一時停止のコツです。