―― 誘導員 信頼しすぎは 禁物です ――
店舗の出口などにいる誘導員は交通安全に寄与していますが、彼らも人間ですのでミスもあります。誘導員のミスで事故を起こしても、自車の過失割合が高くなりますので、最後の安全確認は自分で責任をもって行うようにしてください。
―― こないだろう そんな時こそ 飛出しが! ――
ほとんど自転車や車が通らない交差道路でも、油断をしているといつかは出会い頭事故を起こす可能性があります。交差道路を通過する際には、左右の安全を十分に確認するようにしましょう。
―― そのスマホ 命よりも 大切ですか? ――
スマートフォンに気を取られると、わき見運転をすることになり、自分だけではなく、他者にも多大な被害をもたらすことになります。近年はスマートフォンによるナビゲーションが普及していますが、ナビとして利用していても、電話着信等をしますのでできるだけ使用しないようにしましょう。
―― もらい事故 十分な対策 していますか ――
事故を起こした際に「もらい事故だから仕方ない」という人がいます。確かに被追突事故などは「仕方ない」場合もあると思います。しかしながら、被追突事故であれば自車のブレーキの踏み方は適切であったか、前車との車間距離は十分取れていたかなど、追突される原因を自らが作っていなかったかを見直してください。
―― 交通事故 決して他人事では ありません ――
テレビや新聞などで事故の報道を見ても、他人事のように感じてなかなか当事者意識を持つことは難しいかもしれません。しかし、事故はいつ我が身に同じことが起きてもおかしくありませんので、事故の報道を見て意識を引き締めてください。
―― 住宅街 いつでも飛出し 予測して ――
住宅街を走行中は子どもの自転車などが飛出してくるリスクが高くなります。いつ飛出しがあっても大丈夫なように、常に予測して走行する癖をつけましょう。
―― アルコール 短時間では 抜けません ――
お酒を飲んで、少し昼寝をしたりなどするとアルコールが抜けたような気分になりますが、実際体内にはまだアルコールはしっかりと残っています。自分の感覚で酔いが醒めたと判断して運転することはやめましょう。
―― 一瞬の油断 あなたの人生 奈落の底 ――
普段はしっかりと安全運転をしていても、焦りの気持ちなどに捉われると一瞬だけ油断をしてしまうことがあります。この一瞬の油断により万が一事故を起こすと取り返しがつきませんので、自分が一瞬の油断に陥りやすい状況を把握して油断による事故を防ぎましょう。
―― 自分なりの 交通安全目標 掲げよう ――
交通安全は運転者本人の意識によるものが大変大きいです。毎月運転にまつわる目標を掲げて、高い意識を持ってハンドルを握ることで事故のリスクを大きく減らしましょう。
―― 忘れたころ やって来るのが 交通事故 ――
長年、交通事故を起こしていないと「事故を起こすと……」という危機意識が希薄になり、挙句の果てには完全に意識から無くなることがあります。交通事故はそのような時に起こりがちなので、常に「もし、事故を起こしたら…」という意識を忘れないでください。
―― 充実させよう 自分らしい プライベート ――
プライベートが充実している人は、何事もやりがいを持って、明るい気持ちで取り組める人が多いようです。プライベートは個人の自由ですが、できるだけ充実の時間を過ごすようにし、ストレスを軽減させて事故防止に活かしましょう。
―― イライラは 事故の確率 高めます ――
イライラした気持ちで運転していると、安全確認が疎かになり、事故の発生確率が上がります。「少しイライラしているな」と感じたら、休憩して飲み物を飲むなどの気分転換を行うように心がけてください。
―― 見つけよう お気に入りの 休憩場所 ――
運転に休憩は必須の要素ですが、休憩といっても質の高い休憩を取りたいものです。そのためには、自分が本当にリラックスできる場所や、飲みたい飲み物が飲めるなどのお気に入りの場所を見つけて、質の高い休憩を取るようにしてください。
―― ウインカー あらゆる表示に 対応を ――
近年はウインカーの点滅にも様々な種類があり、流れるようなウインカーや、ホンワリと点滅するなど種類が増えています。とくに、前車が進路変更する際にはどのような種類のウインカーが出ても混乱しないようにしてください。
―― 急ぎ運転 到着時間は 変わらない ――
急いで運転しても、到着時間に大差がないというデータがあります。またスピードを出せば、途中で警察に交通違反で摘発され、さらに時間をロスすることになります。急がなければならない事態になった際には、訪問先に延着を連絡するなどして、安全運転を続けましょう。
―― あっ間違えた 慌ててバックは やめましょう ――
うっかり進路を間違えたときに慌ててバックしようとすると、正常な判断ができずに後方の安全確認を怠ってしまう危険が高くなります。極力バックはしないようにするとともに、どうしても必要なときにはしっかり後方の安全を確認してからバックするようにしてください。
―― ベテランは 若手の見本となる 運転を ――
自分の腕に自信があるからと、少々無茶な運転をしていませんか?ベテランドライバーこそ、若手の見本となるように安全運転を心がけましょう。
―― 車線変更 大雨時には 控えましょう ――
大雨のときにはハンドルを切るとスリップしやすくなっており、また、水たまりでのハイドロプレーニング現象も起こす可能性があります。大きなリスクがありますので、大雨時にはくれぐれも車線変更はしないようにしてください。
―― 夜間運転 ライトの切り替え してますか? ――
ヘッドライトの照射距離は、上向きが約100m、下向きだと約40mと大きく差があります。夜間運転するときには、歩行者を早期発見するためライトを上向きで走行し、対向車とすれ違うときには下向きにするなど、こまめに切り替える癖をつけましょう。
―― 右折時は 直進バイクに 要注意 ――
交差点を右折する乗用車と直進してくるバイクが衝突するいわゆる「右直事故」がよく発生しますが、その原因はバイクの存在を軽視し、スピードを遅く見積もるドライバーの心理にあります。交差点右折時はバイクの存在をしっかりと意識するようにしてください。
―― トンネル進入 長めの車間距離を 忘れずに ――
暗いトンネル内では前方の視界が確保しにくく、渋滞が起きていても気づくのが遅れてしまいます。追突事故を防ぐために、トンネルに進入する際にはいつもより長めの車間距離を取りましょう。