―― 暴走事故 若いあなたにも 起こりうる ――
最近、また車の暴走による死傷事故が目立つようになりました。一見、高齢者に多い事故と思われますが、実は若い年齢層でも起こる事故でもあります。若い人は「関係ないね」と軽視せず、アクセルとブレーキの位置を確実に確認して運転するようにしてください。
── 事故の報道 対岸の火事と 流さない ──
日々、テレビや新聞やネットニュースなどで様々な交通事故の報道を目にすることと思います。車を運転している以上、交通事故は決して対岸の火事ではなく、いつか自分に起こってもおかしくありません。他人事と流さず、事故の報道から自らの運転行動を見直すことを意識してみてください。
―― 我先に その心が 事故のもと ――
運転時、常に自分が最優先で走行しようとしていませんか?自分本位な運転は事故を起こすもとですので、一度自らの運転を省みて、もし少しでも心当たりがあればこれからは譲り合いの心を持つように心がけましょう。
―― クラクション むやみに鳴らすと トラブルが ――
運転をしていると、注意喚起のためにクラクションを鳴らしたくなる場面があるかもしれません。しかし、無用なトラブルを避けるためにも、クラクションはなるべく鳴らさないようにし、やむを得ない場合はプッと短く鳴らす程度にした方が安全です。
―― スマホよりも 命の方が 大事です ――
スマホは便利で楽しいツールではありますが、人の命よりも大切なスマホ操作などあるはずもありません。運転中にはスマホは決して見ないようにしましょう。
―― シートベルト 全員装着が 基本です ――
すべての同乗者にシートベルトを着用させることは、道交法上で定められた義務であり、交通安全の「基本のキ」とも言えます。大切な人たちの命を守るために、必ず全員にシートベルト装着を促してください。
―― ヒヤリ体験 事故防止に 活かしましょう ――
運転中のヒヤリ体験は、「事故が起こらなくてラッキーだったな」で片付けるのはもったいない貴重な体験です。できるだけ職場のみんなで共有し、今後の事故防止に活かすようにしましょう。
―― 普段来ない そんな道でも いつかは来る ――
普段はめったに歩行者や自転車が来ない道だからと、油断して走行しているといざというときにすぐに対応できません。「いつかは来る」ということを念頭に入れて、ハンドルを握っている間は決して油断しないようにしてください。
―― 嫌な予感 気にしすぎだろうと 無視しない ――
交差点での右左折やバック時など、ふと「このまま行動しても大丈夫だろうか」と気になる瞬間はありませんか?そういう予感は無視せず、しっかりと安全確認をしてから行動しましょう。
―― 守りましょう 家族の笑顔と あなたの未来 ――
ひとたび人身事故を起こしてしまうと、人生が悪い方向に激変することになります。あなたの大切な家族の笑顔や、あなたの未来を守るために、絶対に事故を起こさないように心がけましょう。
―― 疲れてきたら コメンタリー運転を 試してみよう ――
運転に疲れてきたら集中力も鈍ります。そんな時は、「信号よし!」「歩行者注意!」「左後方に二輪車!」など声を出しながら運転(コメンタリー運転)を行うと集中力が高まりますので、一度試してみてください。
―― 意識しよう 事故防止のための 危険回避力 ――
交通事故を防止するためには、危険から遠ざかることが必要です。そのためには、「危険」を正しく「危険」と認識することが大切です。危険回避力を高めて交通事故を防止しましょう。
―― 交差点 鳥の目で 俯瞰しよう ――
交差点に差し掛かったら、自分の目にうつる車や歩行者等を、上空からの視点に変換し位置関係を的確に把握しましょう。最初は難しいかもしれませんが、何度も想像するうちに的確な位置関係が脳裏に浮かぶようになるでしょう。
―― 実行しよう 確実な 安全点呼 ――
運送事業者にとって点呼は欠かせないものです。点呼をすることによって、当日のドライバーの体調や気分の乱れを発見することもできるので、必ず点呼は実施するようにしましょう。
―― 確実な日常点検 不毛な 事故を防ぎます ――
確実に日常点検を行う癖をつけると、タイヤの脱落やブレーキトラブルなどを未然に防ぐことができます。面倒だからと日常点検をサボると事故の元となりますので、毎日の日常点検を怠らないようにしましょう。
―― 発進前 クルリと車を 一周しよう ――
発進前には、車の周りを一周してから、運転席に乗り込むようにしましょう。子どもやペットが車の死角に隠れていると、発進直後に事故になってしまいます。
―― 追突事故防止 長めの車間距離が 事故防ぐ ――
追突事故を防止するには、前車との車間距離を、自分の感覚よりも長めに取ることが大切です。それから、前車の動きを見逃さないように、わき見などは決してしないようにしましょう。
―― 車線変更 変更先は 大丈夫? ――
衝突事故が多く発生するケースとして、車線変更時が挙げられます。車線変更をする際には、変更先に二輪車等が接近していないか、ハンドルをきる前に十分に確認するようにしてください。
── 自然災害 日頃から 万全の備えを ──
地震などの自然災害は、いつ起こっても不思議ではありません。地震が発生したときには自車を離れる必要がある場合もありますので、車を降りる前の手順などを確認しておきましょう。
── 心の悩み 車の運転に 持ち込まない ──
誰でも悩み事を抱えているものですが、運転する際にはその悩みを忘れて、運転しながらアレコレ考えないようにしましょう。どうしても忘れられないような悩みを抱えている人は、落ち着くまで運転を控えましょう。