―― 運行経路 頭に入れて 出発を ――
カーナビゲーションやスマートフォンの地図案内ソフトが発達していますが、未だ万能ではありません。自分が目的地までどの経路を走るのか、しっかりと確認してから出発しましょう。
―― 鍛えよう 見えない危険を 見る力 ――
運転中は注意力を四方八方に張り巡らせて、車両の陰にいる歩行者などをイメージするようにしましょう。このような意識で運転をすると、「見えない危険を見る力」がどんどん付いてきます。
―― 左折時は 横断歩道の手前で 一旦停止 ――
交差点を左折する際には、左後方から走りこんでくる自転車等に十分注意してください。そのためには横断歩道手前で一時停止をするつもりで減速し、周辺に危険がないかをしっかり確認するようにしてください。
―― 雨の日は 泥はね運転 要注意 ――
雨の日に歩行者の横を走行する際には、水たまりがないかを十分確認するようにしましょう。「泥はね運転」は交通違反にも問われますので、くれぐれも注意してください。
―― シートベルト 拒否する人は 乗車させない ――
シートベルト着用は、命を守る綱です。自らの着用はもちろんですが、同乗者がシートベルトの着用を拒否する場合には、車を降りてもらうようにしましょう。
―― 山間部 エンジンブレーキの 活用を ――
山間部の下り坂でフットブレーキばかりを使用していると、フェード現象などでブレーキが効かなくなる時があります。下り坂ではできるだけエンジンブレーキで減速し、なるべくフットブレーキを使用しないように心がけましょう。
―― 車線減少 無理な車線変更 やめましょう ――
道路前方で工事などが行われていて、車線が減少している場合があります。通常はファスナー合流といって、1台づつ合流するのがマナーですが、このマナーを知らない、あるいは守らない人がいますので、車線変更の際はくれぐれも注意して合流するようにしてください。
―― 渋滞中 わき見の衝動 我慢して ――
渋滞中は低速で走っていることに油断して、ついスマートフォンを見たり景色を見たりといった衝動にかられることが多くなると思います。しかし、そのわずかな時間のわき見が原因でたくさんの追突事故が起こっていることをしっかりと認識して、わき見の衝動を我慢しましょう。
―― 夜間走行時 高齢者の横断 要注意 ――
夜間は対向車線が確認しづらいので、右側から横断する歩行者に気づくのが遅くなります。特に高齢者は横断歩道まで移動するのが億劫で、横断歩道外を渡ってくることも多いですので、右側からの横断への警戒を忘れないようにしてください。
―― プロたるもの 健康管理は 基本です ――
運転中に意識を失うなどの健康起因事故が増加傾向にありますが、運転の「プロ」である以上は健康管理は当然行うべきものです。常に自身の体調を気にかけ、体調が良くないときには運転をやめておくなどの意識を持ちましょう。
―― 寝不足は 判断ミスを 招きます ――
通常よりも2時間睡眠時間を削った状態での運転は、飲酒運転と同じぐらい不安定な運転になると言われています。運転前夜は早く寝て、決して睡眠不足のまま運転はしないように心がけてください。
―― 交通事故 あなたの一生 狂わせます ――
交通事故を起こす前と起こした後では、世界が違って見えると言います。それほど、交通事故があなたの人生に及ぼす影響は大きいのです。そのことを常に意識しながら、日々ハンドルを握りましょう。
―― 焦る気持ち 深呼吸で 落ち着いて ――
焦りの気持ちは運転にとって、悪影響ばかりです。そんな時は、一度に色々なことをするのではなく、一つ一つを片づけましょう。運転でいえば、まず深呼吸をし、認知・判断・操作を一つずつ実行すると落ち着きを取り戻すことができます。
―― 早めの休憩 過労運転 防ぎます ――
過労運転は大事故になる可能性があります。過労運転を防ぐためには、早めの休憩が有効です。日頃から、早めに休憩することを意識して、過労運転を防ぎましょう。
―― 急がない 余裕を持った 運転計画を ――
運行計画に無理があると、事故の元となります。利益ばかりを負わず、運転者の健康にも気を配って、優良事業所を目指しましょう。
―― ストレスチェックは 事業所の 健康チェック ――
あなたの事業所では、ストレスを溜めている従業員はいませんか?従業員に100%のパフォーマンスをしてもらうためにも、ストレスチェックなどを活用して、事業所の健康づくりを行いましょう。
―― 運転支援装置 頼りすぎは 厳禁です ――
運転支援装置が普及してきましたが、これに頼りきると危険です。大抵の運転支援装置はセンサーを使用しており、このセンサーが働かなければ動作しません。悪天候などで雪がセンサーに付着した際などには、センサーの働きが悪くなり危険ですので、運転支援装置に過度に頼るのはやめましょう。
―― 用意していますか? 緊急時の 防災グッズ ――
地震をはじめとした自然災害は突然やってきます。運転中、いつ災害に巻き込まれても大丈夫なように、防災グッズを車に積んでおくようにしましょう。
―― もう一度 安全ルール 見直しを ――
車の運転をするという事は、見方によれば凶器になりうる物体を運転するという事です。そのことを肝に銘じ、安全運転の基本となる安全ルールをもう一度見直しましょう。
―― 自分ファースト 事故への 落とし穴 ――
自分のことばかり考えて運転をしていると、他者に対する思いやりがなくなりますので、事故の可能性が大幅に上がってしまいます。自分ファースト運転は厳禁です。
―― 一瞬の油断 あなたの人生 転落へ ――
普段は真面目に運転している人でも、一瞬の油断で事故を起こし取り返しのつかないことになるケースがあります。運転中は、運転だけに集中をして、ほかのことに気を取られないことが大切です。
―― 運転マナー 会社のイメージ 左右する ――
あなたの運転は会社の看板を背負っています。乱暴な運転をすれば、会社の評判は一気に下がってしまいます。運転するときも、常に会社の看板を背負っていることを忘れないでください。
―― 運転時 焦りは禁物 ミスのもと ――
運転中に焦って心の余裕を失うと、危険要因の見落としや判断ミスが増え、事故のリスクは非常に高まります。車を運転するときには、時間に余裕を持って出発するようにしてください。
―― 焦る気持ち 深呼吸で 落ち着いて ――
焦りの気持ちは運転にとって、悪影響ばかりです。そんな時は、一度に色々なことをするのではなく、一つ一つを片づけましょう。運転でいえば、まず深呼吸をし、認知・判断・操作を一つずつ実行すると落ち着きを取り戻すことができます。