―― 目を離さない 子どもの動きは 予測不能 ――
小さな子どもの動きは予測できないため、どこにいるか常にチェックできる状態で車を動かしましょう。確認できないうちは決して車を動かさないことを徹底すれば、悲しい事故を防ぐことができます。
―― やめましょう 安易な駐停車は 事故のもと ――
安易な駐停車は、道路に死角を作ってしまうため事故を誘発することがあります。また、後続車が停止車両に気づくのが遅れて衝突する危険もありますので、極力路上には駐停車をすることは控えましょう。
―― 追い越しの メリット・デメリット 考えよう ――
走行車線が遅いと感じるとすぐに車線変更していませんか?追い越しを頻繁にした車と一度もしなかった車の到着までの所要時間を測った実験では、約100kmの区間で10分ほどしか差が出なかったとの結果が出ています。むしろ、事故のリスクや燃料やタイヤの消耗など、追い越しはデメリットの方が大きいため、安易な追い越しは控えましょう。
―― 運転中 外気導入が 基本です ――
コロナ禍が長期に渡り続いていますが、車内の換気はできるだけ外気導入にしておきましょう。内気に切り替えると、二酸化炭素濃度が上がるため、眠くなるなど悪影響がでます。
―― 迷わない 疲れを感じたら すぐに休憩 ――
高速道路を走行しているときなど、運転が単調になると自分の体調の変化に鈍感になります。およそ2時間走行したら、1回は休憩をはさむようにしてください。
―― 横断歩道の 歩行者優先 徹底しよう ――
日本のドライバーは横断歩道で歩行者を見かけても一時停止しないことがよく問題になっています。「横断歩道は歩行者優先」をしっかりと肝に銘じて、歩行者がいたら必ず先を譲りましょう。
―― 赤信号でも スマホに没頭 やめましょう ――
運転中のながらスマホはもちろん違反ですが、赤信号での停止中にスマホを触ることは現行の道交法上、違反ではありません。しかし、赤信号のたびにスマホに没頭していると信号や周囲の状況の変化に気がつかず、危険です。運転中は極力スマホに触らないことが望ましいでしょう。
―― 他車の動き 決めつけすぎは 禁物です ――
運転中、「次はこう動くだろう」と他車の動きを決めつけすぎていませんか?もちろん、ある程度予測することは大切ですが、あまりに決めつけすぎると、その通りに他車が動かなかったときにイライラしたり、最悪の場合は衝突事故を起こしてしまうこともあります。他車の動きは決めつけすぎず、相手がどう動いても柔軟に対応できるようにしましょう。
―― いつも来ない そんな道でも いつか来る ――
人通りが少なく、普段は歩行者や自転車が来ない道だからといって、油断して安全確認がおろそかになっていませんか?普段は人が来ない道でもいつかは来ると頭に入れて、常に気を引き締めて運転しましょう。
―― 車間距離 雨天時には 長くとろう ――
雨の日は路面が濡れているため、晴天時に比べて車が止まるまでの距離が長くなります。追突事故を防ぐためにも、車間距離はいつもより長めにとることが大切です。
―― 意識しよう 暗くなる前の ライトオン ――
「秋の日はつるべ落とし」というように、これからの時期はあっという間に日が暮れます。まだ大丈夫と思っていても、あっという間に真っ暗になりますので、暗くなる前にライトをつける習慣を身につけましょう。
―― できている? 昨日を超える 安全運転 ――
あなたは過去の自分よりも、レベルアップした安全運転をしようと意識していますか?安全運転に対しても向上心を持って、高い意識で運転するように心がけましょう。
―― 謙虚な運転 事故防止に 必須です ――
運転中も謙虚な気持ちでいる人は、譲り合いの精神があるために他車との関係が上手くいきます。常日頃から、謙虚な気持ちで生活することを心がけてみましょう。
―― 見直そう 普段のあなたの 運転姿勢 ――
あなたは、自分がどのような運転姿勢で運転しているかを客観的に見たことがありますか?運転姿勢の乱れは、死角を増やすだけでなく、疲れや腰痛なども引き起こし、良いことは一つもありません。運転を開始する際は背筋を伸ばして、一定の緊張感を持って運転するように心がけてください。
―― 盗みましょう 無事故運転者の 習慣を ――
事業所の中には、頻繁に事故を起こす人もいれば、長期間、無事故の優良運転者もいると思います。無事故の運転者は早めに出発するなどの「良い習慣」を持っているはずです。こういった習慣を真似することを心がけてみてください。
―― 狎れないで 熟れるを目指して 安全運転 ――
いい加減な気持ちでの運転経験が長くなると、段々と狎れて(馴れ馴れしくなるなどの悪い意味)きます。この「狎れ」では安全運転はおぼつきませんので、成熟や習熟の「熟れ」を目指して安全運転力の向上を図りましょう。
―― 夜間運転 早めのライトで 事故防止 ――
夜間は大変見通しが悪く、走行速度も上がりがちになるので死亡事故の割合が高くなります。事故防止のために、早めのライト点灯を行い、自車を目立たせて事故を防ぎましょう。
―― 運転前 確認しよう 死角の位置 ――
自分の運転する車の死角の位置を理解していますか?死角の位置を理解していないと、そこに二輪車などが入り込むと事故の確率がアップしてしまいます。頻繁に運転する車は、一度どこに死角があるのかを確認するようにしてください
―― 嫌がらせ 広い心で 受け流そう ――
運転をしていると、幅寄せや割込みをされ、イライラすることがあります。そんな時でも、広い心があれば軽く受け流せます。日頃から、広い心を持つことを意識して生活してみましょう。
―― 冠水路 走れば周りの 迷惑に ――
冠水路を走行すると、周辺に波が立ちます。その波が住宅の窓ガラスや、壁に被害をもたらします。冠水した道路を走行することはくれぐれも控えましょう。