■2022年10月 安全スローガン

―― 何か違う 不調の際は 運転やめよう ――

体調の急変による交通事故がたびたび発生しています。まずは、運転は周囲への危険をともなう行為であることをしっかりと理解しましょう。そして、「体調が思わしくない」「疲れている」と感じる際には、できるだけ運転は控えてください。

―― もう一度 気を引き締めなおして 酒気帯び確認 ――

最近、前日飲んだお酒が朝まで残って、酒気帯び運転で摘発されるケースがあります。翌朝早く車を運転する予定があるときには、前日の飲酒量は控えめにするとともに、遅くまで飲まないようにしてください。

―― バス停で ウインカー見たら 道譲ろう ――

バス停に停止している路線バスが発進の合図(ウインカー)を出したときは、その後方にいる車はバスの発進を妨げてはならないことが、道路交通法において定められています。思いやりと譲り合いの気持ちを持って、バスの安全運行に協力しましょう。

―― プロテクター しっかり着用 命を守れ! ――

ツーリングが気持ちの良い季節になりました。二輪車で出かける人が多くなる一方で、二輪車の事故も目立ちます。二輪車事故死者の致命傷部位は、頭部と胸腹部で約9割にのぼります。ヘルメットのあご紐はしっかりと締め、胸部プロテクターを着用するようにしてください。

―― 意識しよう 暗闇の中の 横断歩行者 ――

夜間、横断歩道外を横断する歩行者と衝突する事故が後を絶ちません。被害にあった歩行者の多くが道路を右側から横断してきたとのデータもあります。夜間は、横断歩道以外の場所であっても、歩行者が横断してくるかもしれないと考えながら慎重に運転しましょう。

―― いつ何時も 必ず締めよう シートベルト ――

シートベルトの着用義務は、乗用車だけではありません。高速バスや観光バスにおいても、シートベルトは締めなければいけません。万が一の事故の際、被害を最小限に食い止めるため、バス乗車中も必ずシーベルトを着用してください。

―― 高速道路 逆走自動車 要注意! ――

高速道路を逆走する車との衝突事故が散見されます。「まさか」ではなく逆走車の存在を念頭に置いた運転をするとともに、不必要に追越し車線を走らないようにすることで、逆走車との事故防止に努めましょう。

―― 注意しよう 飲酒翌日の 酒気残り ――

飲酒翌日の酒気帯び運転が後を絶ちません。深夜までお酒を飲むと、翌朝まで体内にアルコールが残っているおそれがあることをしっかりと理解しておき、運転する前日には飲酒しないなどして、飲酒運転の根絶を図りましょう。

―― 急いでる そんなときこそ 法令順守 ――

朝の通勤時間帯に、信号無視や速度超過、強引な右左折等といった危険な運転をする車をよく見かけますが、事故や違反を起こしてしまうと、時間通りに目的地につくことはできません。急いでいる、そんなときにこそ、交通ルールをしっかり守り、安全運転に努めましょう。

―― 雨の日は いつも以上に 速度を落とそう ――

雨の日は、視界が悪くなるうえ路面も滑りやすくなるため事故を起こす危険が高まります。雨の日は、晴れの日よりも速度を落とし、車間距離も十分にとって慎重に運転してください。

── 前照灯 上手に切替え 事故防止 ──

前照灯は、交通量の多い市街地などを通行しているときなどを除き、上向きにして走りましょう。ただし、対向車とすれ違うときや、前車がいる場合は下向きに切り替えてください。上向き、下向きを上手に切り替え、歩行者などを少しでも早く発見するようにしましょう。

―ー 車間距離 しっかりあけて 走りましょう ――

自分では車間距離をあけているつもりでも、前を走っている車からすると「後ろから煽られている」と感じることがあります。余計なトラブルに発展することがないように、走行中はもちろん、停止する際にも前車との車間距離はしっかりと確保して運転してください。

―― 高速道路 トラブル起きたら 車外で待機  ――

高速道路上で事故や故障等が発生し、やむを得ず路肩等に停車する場合、車内に残ることは危険です。全員車から降りて、ガードレールの外など、車外の安全な場所に避難してください。停止表示機材の設置等、必要な措置を講じた後も車外で救援を待ちましょう。

―― 後席も シートベルト着用を 忘れずに  ――

道路交通法において、すべての座席のシートベルト着用が義務付けられています。警察庁によると、後部座席でシートベルトをせずに死亡した人の4人に1人が「車外放出」です。安全のために、後部座席でもシートベルトは必ず着用しましょう。

―― 後退時 最後は自分の目で 確認を ――

車の後方を確認できるバックカメラの普及が進んでいます。しかしながら、表示される映像の範囲には限界があり、気象条件によっては映し出される映像が見にくい場合もあります。最後は必ず目視やミラーで周囲の安全確認を行いましょう。

―― 二輪車の 存在予測し 事故防止 ――

対向車が進路を譲ってくれたため、右折を開始したところ、その側方を走行してきた二輪車と衝突する、いわゆる「サンキュー事故」が多発しています。たとえ進路を譲られた場合であっても、その先の安全確認は自分自身で行ってください。

―― 乗るのなら 必ず確認 自賠責保険 ――

自賠責保険は、すべての車に加入が義務付けられている強制保険です。四輪車の多くは、車検と合わせて契約が更新されていますが、原付や一部の二輪車の場合、利用者自身で更新、ステッカーを貼り替える必要があるため特に注意してください。

―― 重大事故 防ぐためには 点検を! ――

事故を防ぐためには、適切な点検整備の実施が欠かせません。とくに大型自動車では、事故が起きると重大な被害につながるおそれがあるため注意してください。日頃の点検整備を徹底して、安全運行に努めましょう。

―― 踏切は 止まってよく見て 渡りましょう ――

踏切を横断する際、しっかりと止まって、左右の安全確認を行っていますか?自動車も歩行者も、踏切の手前で一時停止する必要があります。自分の目や耳で列車が接近していないことを確認してから横断を開始してください。

── 薄暮時は 早めのライトで 事故防止 ──

10月から12月にかけて、交通死亡事故は増加する傾向にあります。特に薄暮時間帯(日の入り時刻の前後1時間)は、7から9月と比較して約1・7倍も増加するそうです。車を運転する際には、早めのヘッドライト点灯を実践して、歩行者等の発見と自車のアピールに努めましょう。

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12月23日(月)

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