―― 知っておこう 積載できる 荷物の量 ――
いつも運転する車の積載可能重量を知っていますか?積載可能重量が頭に入っていれば、荷主に過積載を要求されても簡単に断ることができます。運転する前に、積載可能重量を確認しておきましょう。
―― 交通状況 しっかり見定め 事故防止 ――
安全運転の基本は交通状況を見定めることにあります。ただ「見る」のではなく、「見定める」ようにすれば、しっかりと交通状況を認知できるようになります。
―― 誰かが見ている あなたの運転 ――
「誰も見ていないからポイ捨てしよう」、「誰も見ていないから自分勝手に運転しよう」などと考えていると、人が見ているときでもいい加減な行動が表に出るようになります。誰も見ていないからこそ、しっかりと正しい行動がとれる運転者になりましょう。
―― 荷扱い 自分の物と 思って大切に ――
荷扱いを注意されたときには、全て自分の大切な荷物だと思ってください。そうすれば、荷物を置いたり、持ち上げたりする動作が優しくなります。
―― あなたの運転 ライフラインを 支えてる ――
あなたの運転が事故などで滞れば、あなたの到着を待っている人が困ることになります。運転はあなたや事業所のためだけではない、もっと大きな社会の役に立っていることを忘れないでください。
―― クレームは 皆で共有 再発防止 ――
運送業であれば、配送物の汚破損や無茶な運転行動があればクレームがきます。そのクレームを軽視せずに、全員で対策を練れば再発防止の可能性は高まります。クレームはチャンスと捉えて、業務を推進していきましょう。
―― 油断しない 気象悪化に 要警戒 ――
近年の自然災害は、一昔前とは比べて一段と激しくなってきています。ハザードマップなどを参考に自社の防災体制を今一度、見直してみましょう。
―― イライラしたら 家族の写真で 安らごう ――
運転中に他車の妨害にあって、気持ちが収まらなくなったら、家族や恋人の写真をみて気持ちを落ち着かせましょう。みんな、あなたが無事に帰るのを待っているのです。
―― 早朝運転 青信号でも 油断しない ――
早朝は車の交通量が少ないため、自転車や歩行者が信号を無視して横断してくることがあります。交通量が少ない時間を運転する際には、たとえ青信号でも油断せず、信号無視をしてくる自転車等に注意してください。
―― 通過したい 無理な加速は 事故のもと ――
少し先の信号が変わる前になんとか通過したいと思い、スピードを上げることはありませんか?こういった運転は周りの安全もしっかり確認できず、また歩行者等の飛び出しなどにも対応できないため、大変危険な行為です。信号は余裕を持って通過しましょう。
―― 小雨でも 油断せずに 減速を ――
雨の日は路面が濡れて滑りやすくなるため、スピードを落として走行することが大切です。冠水するような大雨の日だけでなく、路面が少し濡れる程度の小雨でもスリップのリスクは高まりますので、小雨だからと油断せず確実に減速してください。
―― 短時間でも 車内に子どもを 残さない ――
外気の温度がそれほど高くないように感じられても、車内の温度はあっという間に上昇します。「ほんの少しの時間だから大丈夫だろう」などと甘く見ず、車内に子どもを残すことは絶対にやめましょう。
―― 「要精密検査」 放置せずに 病院へ ――
健康診断を受けて「要精密検査」の項目があったときに、放置してしまっていませんか?運転中に体調が悪くなると事故を起こす危険もありますので、必ず病院へ行って精密検査をしてもらいましょう。
―― トンネル内 無灯火車両を 探しましょう ――
残念ながら、トンネル内を無灯火で走る車が後を絶ちません。ボンヤリ走行していると、無灯火の車両の発見が遅れてしまいますので、逆に無灯火で走行している車を探すようにしましょう。そうすれば、無灯火で走行する車と事故を起こす確率はかなり低下します。
―― 高速道路 悪天候に 要注意 ――
高速道路に乗る際は、事前に気象情報をチェックしておきましょう。悪天候時には風が強く吹いて隣車線に流されやすくなりますし、路面にも水たまりができてスリップしやすくなります。速度を落として、慎重に運転するようにしてください。
―― 帰宅時間 小学生が 飛び出すぞ ――
日が長くなり、それに伴い小学生の帰宅時間も冬の日が短い頃に比べて遅くなっています。帰宅時間に帰宅途中の小学生と遭遇することを想定し、慎重な運転を心がけましょう。
―― 運転中 常にその先 イメージを ――
運転中は常に、これから起こるかもしれない出来事をイメージするようにしましょう。こうすることで予期せぬ危険が減り、事故のリスクも大いに下げることができます。
―― 集中豪雨 アンダーパスには 近寄らない ――
豪雨時にアンダーパスを通ることは、冠水して身動きが取れなくなるなどのおそれがあり大変危険です。大雨予報の日は経路をしっかりと確認して、アンダーパスを通らないルートを選ぶようにしましょう。
―― 車内でも 水分補給を 忘れずに――
蒸し暑い季節になりました。車内ではエアコンを使用することが多いと思いますが、知らない間に身体からは水分が失われています。熱中症を防ぐために、喉が渇いたと認識する前にこまめに水分補給をする癖をつけましょう。
―― 昼食後 居眠り運転に 要注意 ――
食後は眠気を催しやすいため、居眠り運転にはくれぐれも注意しましょう。強い眠気に襲われたときには決して無理はせず、安全な場所で短い休憩を取ってリフレッシュするようにしてください。
―― あっ危ない ハンドル回避より ブレーキを ――
目の前に危険が迫ったら、ハンドルを切って回避するよりも、まずは急ブレーキを踏んで速度を落とすようにしましょう。速度が落ちればそれだけ被害を低減させることができます。また、ハンドル回避は道路から飛び出すことになり、二次被害を生じる恐れがあります。
―― 直進二輪車 思ったよりも 早く来る ――
対向車線を走行して来る二輪車は、四輪車に比べて車体が小さいため、実際よりも遠くにいるように見えます。右折時はそのことを踏まえ、余裕を持って右折するようにしてください。