―― 年末年始 飲酒運転 絶対しません ――
年の瀬を迎えました。「仕事が休みの日には、朝からお酒を楽しみたい」という方もおられるかもしれませんが、飲酒運転だけは絶対にしてはいけません。「少しの距離だから」等と誘惑に負けない強い意思を持ち、お酒を飲んだら絶対に車を運転しないようにしてください。
―― キックボード 見かけた際は 防衛運転 ――
キックボードの危険運転が散見され、それにともなう事故も発生しています。キックボードを見かけた際には、車道へのはみ出しや急な進路変更等の危険行動を予測し、追い抜く際には側方間隔をしっかりととることを心がけましょう。
―― 出勤時 焦らないよう 早めに出発 ――
出勤中に急いでいた職員が速度超過で逮捕され、免許停止30日となる事案が発生しました。急いだがために、免許まで停止となってしまうと元も子もありません。出勤時には渋滞等のトラブルも予測し、早めの出発を心がけましょう。
―― ここですよ しっかりアピール 反射材 ――
夜間、道路を横断する歩行者が見落とされて車と衝突する事故が頻発しています。歩行者として夜間出かける際には必ず反射材を着用してください。また、反射材の効果等は家族等にも伝えて、着用を促しましょう。
―― 滑るかも 凍結箇所を 予測しよう ――
橋の上や山道などは、凍結しやすくなっています。そうした場所では凍結を予測して、慎重に運転してください。従業員からスリップ情報を収集し、ヒヤリマップ等を作成しておくと、冬道の安全運転意識が高まります。
―― 感情を コントロールし 安全運転 ――
12月は交通量の増加に伴い各地で渋滞が発生します。渋滞にイライラしてしまい、感情に任せて運転してしまうと、安全不確認などから事故を起こす危険が高まります。渋滞に巻き込まれた際はいったん深呼吸して、気持ちを切り替えて、安全運転に努めましょう。
―― 警戒しよう 無灯火で走る 自転車を ――
夜間、真っ暗になってもライトを点灯せずに走行する自転車が少なくありません。このような自転車は安全意識も低いので、車側がしっかりと防衛運転に努めるしかありません。夜間はわき見をせず、ハイビームも活用しながら無灯火自転車の見落としに注意してください。
―― ちょっと待って 一時停止を 無視しない ――
信号機のない交差点等で見かける「止まれ」の一時停止規制ですが、徐行や減速で通過していませんか。一時停止線で確実に停止することで、出会い頭等の事故を防ぐことができます。規制を軽視せず、確実に止まりましょう。
―― 年末年始 気持ち引き締め 無事故運転 ――
年末・年始が迫るにつれ、慌しい日々を過ごしているかと思いますが、12月は事故多発月であることを今一度、意識してください。自分自身が安全運転を心がけることはもちろん、急ぎの心理に陥っている他車の存在を予測して、防衛運転にも取り組みましょう。
―― 嫌がっても 必ず使おう チャイルドシート ――
チャイルドシートを嫌がって泣く子どもは少なくありません。しかし、一度シートから降ろしてしまうと、子どもは泣けばシートから降ろしてもらえると思ってしまいます。たとえ泣き続けても「子どものため」と考え、使い続けてください。
―― いないだろう その思い込みが 事故のもと ――
深夜・早朝に歩行者と衝突する事故が頻発しています。「こんな時間に人はいないだろう」と思い込み、漫然と運転していると、前方に歩行者を見つけても止まれません。「歩行者が現れるかもしれない」と考え、どのような時間帯であっても油断せずに運転してください。
―― 飲酒運転 軽い気持ちが 重い代償 ――
連日、飲酒運転に関する事故が報道されています。その多くが、「大丈夫だと思った」など、軽い気持ちから飲酒運転をしていることがうかがえます。飲酒運転で事故を起こした際には罰則だけでなく、仕事や家族を失う等、重い代償が待っていることをしっかりと心にとめておきましょう。
―― 高速道路 路上停止時は 安全確保を最優先 ――
高速道路上で停止した車両への追突事故が後を絶ちません。停止した車の周りをうろつく行為は非常に危険であることを理解して、万が一停止してしまった際には、運転者自身の安全確保を最優先することも指導しておきましょう。
―― ネジ1本 その緩みが 命取りに ――
連日のようにタイヤ脱落事故が報道されています。こうしたことを受け、国土交通省からトラック事業者などに対して、一斉点検の実施も指示されています。他人事と考えず、ナットの緩みの確認と、タイヤ交換後の増し締めが確実に行われているかどうかを確認してください。
―― 暖冬でも タイヤ交換 すすめよう ――
今年の冬は、例年より気温が高いと予想されています。なかには、今年はタイヤを交換しないで乗り切ろうと考えている方もいるかもしれませんが、暖冬でも、雪が降らないないとはかぎりません。いつ雪が積もっても問題ないよう、例年通り、タイヤの交換はすすめておきましょう。
―― 有効期間 皆で共有 車検切れ防止 ――
公用車等の車検切れがたびたび報道されています。車検切れの車を運転すると、運転者には行政処分に加え、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。車検証の有効期間の確認は担当者任せにするのではなく、誰もが把握できる仕組みを作っておくとよいでしょう。
―― 確認しよう トンネル内の トラブル対処法 ――
高速道路でのトンネル火災がたびたび発生しています。トンネル内で火災に遭遇した際には、決してUターンをせず、車を置いて、スピーカー等による案内の指示に従いすみやかに避難してください。その際、車は左に寄せ、キーは車内に置き、ドアをロックせずに離れてください。
―― 気をつけよう 飲み会翌日の 酒気残り ――
今年も残すところ、あと、ひと月となりました。忘年会等、飲酒の機会も増えますが、このような時期は翌日の酒気残りに注意しましょう。はめを外したくもなるでしょうが、翌日、運転の予定がある場合には、飲酒を控えてください。
―― 運行前の タイヤ点検 確実に ――
タイヤの脱落事故が続いています。国土交通省によると、タイヤ脱落事故の多くが、タイヤ交換後1か月以内に発生しています。たとえタイヤの交換を自分自身で行っていなくとも、運行前の点検は確実に行いましょう。
―― 寒暖差 体調管理に 気を配ろう ――
気温も下がりはじめ、体調を崩しやすい季節になりました。くしゃみ1つでも交通事故につながるおそれがあるため、日々の体調管理には気を配りましょう。栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠を心がけてください。