―― レジャーでも 飲むなら乗らない 絶対に ――
大型連休が始まります。レジャー時にはつい気が緩みがちになります。「ちょっとだけ……」と飲酒してしまうことがないように、休みに入るまえに「飲んだら乗らない」ことを周知して、飲酒運転の防止を図りましょう。
―― 駐車時は クリープ現象 活用しよう ――
駐車場でのアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が年齢を問わずに発生しています。駐車場内で前進、後退する際にはクリープ現象を利用して、歩行者など周囲に気を配りながら低速で行いましょう。
―― 運転中 スマホではなく 前みよう ――
スマホで動画をみていたために、道路を横断していた自転車を見落とし、衝突する事故が起きています。運転中は刻一刻と状況が変化します。スマホには目もくれず、しっかりと前を見て運転に集中してください。
―― カーブでの 速度の出しすぎ 要注意 ――
全国各地で、毎日のように車が横転するニュースを目にします。車の性能や自分自身の運転技術を過信せず、安全運転の基本にあるように、カーブの手前でしっかりと減速したうえで進入することを心がけましょう。
―― 飲酒した その翌日の 運転注意 ――
飲酒した翌日は、たとえ酒気が残っていなくても、体がだるく感じたり、パフォーマンスが落ちると感じる人も少なくないようです。翌日、運転することがわかっている場合は、飲酒を控えることを心がけましょう。
―― 高架下 通過の前に 高さを意識 ――
高架下をくぐる際に、積み荷が橋脚等にひっかかる事故がたびたび発生しています。荷物を載せて運転する際には、まずは荷物を積んでいることを忘れないようにするとともに、積荷の高さもしっかりと把握して、走行ルートにも配慮しましょう。
―― 再確認 トンネル内は 駐停車禁止 ――
トンネル内は、駐停車が禁止されています。アクシデントが発生した場合には、できるだけトンネル外に出るか、非常駐車帯に入るように努力しましょう。やむを得ず停止した場合は、後続車に停止を知らせるために停止表示器材を設置してください。
―― EVの アクセル操作に 要注意 ――
近年、普及の進む電気自動車ですが、ガソリン車と同じような感覚でアクセルを操作してしまうと、予期せぬ事故を起こすおそれがあります。EVは加速の反応がよいため、駐車する際などには、アクセル操作を慎重に行ってください。
―― 高速運転 車間と速度が 重要です ――
高速道路等での多重事故が後を絶ちません。多重事故を防止するためには、車間距離をしっかりと確保して、速度を出しすぎないように運転することが重要です。そして、わき見をせず、しっかりと前をみて運転しましょう。
―― AED もしもに備えて 場所を把握 ――
救命時に欠かすことのできないAED(自動体外式除細動器)ですが、普段、業務を行うなかで、一番近い設置場所はパッと思い浮かびますか? いざという時にすぐに使用できるように、設置場所と使い方を確認しておきましょう。
―― 自転車も 必ずかぶろう ヘルメット ――
自転車乗用中のヘルメット着用の着用が努力義務化され、2週間が経ちました。みなさんは、しっかりと着用していますか。自転車ヘルメット着用の有無で、致死率に2倍以上の差が出ます。自分の命を守るため、積極的にヘルメットをかぶってください。
―― 健康診断 要再検査を 放置しない ――
毎年、健康診断を受診していると思いますが、診断結果をしっかりと確認していますか。要経過観察や要再検査といった診断が出たにもかかわらず、そのまま放置していると大病に繋がります。しっかりと再検査等を受診するようにしましょう。
―― のぼり坂 その先に待つ 車両を予測 ――
上り坂の途中から頂上の先の様子を見ることができません。登坂中の速度の出しすぎに注意するとともに、上り坂の頂上付近に近づいたら、頂上の向こうの駐車車両を予測しておくことが重要です。
―― ヘルメット あご紐しっかり しめましょう ――
2022年中に435人の方が二輪車事故で亡くなりました。このうち、約3割にあたる115人は事故時にヘルメットが外れてしまっています。ヘルメットの離脱を防止するためには、自分の頭にあったサイズのヘルメットを着用し、あご紐をしっかりと締めましょう。
―― 眠たいな そんなときは 迷わず仮眠 ――
人は一般的に、午前2時から午前7時にかけて眠気を催すといわれています。最近の研究では、最低7.3分の仮眠でも効果があるそうなので、運転中に眠気を感じた際には無理をせず、事故防止のために仮眠をとりましょう。
―― 登下校 不慣れな児童を 守りましょう ――
入学シーズンを迎え、各地で初々しい新入児童の姿を見かけます。新入児童は、道路交通に不慣れであるため、しっかりと保護していかなければなりません。一人歩きはもちろん、集団登下校時を見かけた際には細心の注意を払って運転してください。
―― 踏切進入 自車のスペース できてから ――
踏切内で、列車と衝突する事故が相次ぎ発生しています。踏切を通過する際には、踏切内にとじこめられることがないように、必ず踏切の先に自車のスペースが空いてから進行することを徹底しましょう。
―― チャイルドシート 正しく付けて 事故防止 ――
子どもたちの安全を守るために使用するチャイルドシートやジュニアシートも、正しく取り付けられていなければ、効果は半減してしまいます。取り付けベルトはしっかりと締め付けられているかどうか、間違った通し方をしていないかなどを改めて点検し、正しく使用しましょう。
―― 後退時 周囲の確認 確実に ――
駐車場で後退する際に、降車した同乗者をはねてしまう事故がたびたび発生しています。自宅からだと油断せず、後退時の安全確認を徹底しましょう。また、同乗者に対しては、降車後は車から離れ、進路に入らないことを伝えておきましょう。
── 運転後 車内確認 徹底しよう ──
スクールバス等での子どもや乗客の置き去りが後を絶ちません。「面倒くさい」「忙しい」等と感じるかもしれませんが、「車内を確認する」という決められたルールを確実に実施することで、車内への置き去りを根絶しましょう。