―― 管理車両の 車検切れには 要注意 ――
公用車の車検切れに関するニュースをたびたび耳にします。車の安全運行に欠かすことのできない車検ですが、車検が切れた状態の車を運転すると、厳しい罰則が待っています。管理する車両の車検時期はしっかりと把握して、車検切れにならないように注意しましょう。
―― 給油後は キャップの締め忘れに 注意しよう ――
ドライバー自身で給油を行った際には、燃料キャップの締め忘れに注意が必要です。とくに大型車の場合は、右左折など、ハンドルを切るたびに、道路に燃料をこぼしてしまうおそれがあります。給油後は、どれだけ急いでいても、キャップを締めたかどうかを確認してください。
―― カーブでは 手前で減速 基本です ――
坂道のカーブでの正面衝突が発生しています。カーブでは、進入する前に減速することが基本です。坂道では、さらに注意が必要です。自分の速度や運転技術を過信せず、カーブの手前ではしっかり減速し、安全に通過することを徹底してください。
―― 踏切で トラブル発生 迷わずボタン ――
踏切内でトラブルが発生した際には、迷わず非常用ボタンを押して、危険を知らせましょう。これは、トラブルを見かけた際でも同じです。自分でなんとかしようとしている間にも、列車は接近してきます。トラブル時には躊躇せずボタンを押しましょう。
―― かぶりましょう 命を守る ヘルメット ――
自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化され、はや3ヶ月が経とうとしています。しかしながら、実際にはまだまだ着用している人は少ないように感じます。家族にとっても大切な、自分の命を守るため、ヘルメットをかぶりましょう。
―― まだ行ける? 実は意外に 近いかも ――
交差点を右折する四輪車と、直進する二輪車の衝突事故が多発しています。その原因としてあげられるのが、二輪車を実際よりも遠くにいるように感じたり、実際の速度よりも遅く感じたりするなどの錯覚です。交差点を右折する際には、必ず直進車を優先するようにしてください。
―― 逆走車は 追越車線を 走ります ――
高速道路での逆走が後を絶ちません。こうした逆走車は、追越車線(自車から見て右側)を走ってくることが大半です。高速道路では、走行車線(左車線)を走行することを基本として、安全運転に努めましょう。
―― 雨の日は 傘さし自転車 要注意 ――
雨天時には、傘をさした自転車をよく見かけます。こうした自転車は、片手運転となりバランスが悪かったり、傘に視界がさえぎられていて前方がよくみえてないおそれがあり、非常に危険です。傘をさした自転車からは、しっかりと距離をとり、防衛運転に努めましょう。
―― 熱中症 暑さ指数を しっかり活用 ――
熱中症対策が必要な季節になっています。熱中症の危険をはかる目安に「暑さ指数」があります。まずは環境省のWEBサイト等で「暑さ指数」の把握に努めましょう。そして、こまめな水分補給など、その値に応じた熱中症対策を適切に実施していきましょう。
―― 天気予報 こまめに確認 大雨警戒 ――
今年の6月は、例年にくらべ多くの台風が発生しており、大きな被害をもたらしています。今年は線状降水帯の発生情報の発表も早まりましたので、大雨が予想される際はこまめに気象情報を確認し、安全確保に努めてください。
―― 速度超過 車が凶器に 変わります ――
車は速度を上げれば上げるほど大きな力を持ち、恐怖を与える凶器になります。そして、車を凶器に変えるのは、運転するあなた自身です。あなたが歩行者の立場になった際、その恐怖があなたに跳ね返ってくることをしっかりと理解して、安全運転に努めましょう。
―― スリップサイン 滑る前に 確認しよう ――
みなさんは、タイヤのスリップサインを確認したことはありますか? タイヤの横側には三角のマークがついており、その延長線上にはふくらみがあります。そのふくらみがタイヤの残り溝の深さが1.6ミリであることを示す目安です。こちらでタイヤの摩耗状況を把握しておきましょう。
―― 横断する 歩行者絶対 見落とさない ――
全国各地で、道路を横断している歩行者が犠牲になる事故が発生しています。信号の有無や横断場所など、歩行者側に非がある場合もありますが、ひとたび事故を起こしてしまうと、大きな責任がかかるのは運転者の皆さんです。歩行者を見落とさないよう、安全運転に努めましょう。
―― 眼科検診 視力と合わせて 視野も確認 ――
皆さんは、視野について検査をしたことはありますか。運転する際、視力ばかりに注意が向きがちですが、実は、加齢に伴い、視野も狭くなっていきます。視野を確認することで、病気に気づくこともありますので、みなさんも一度、確認してみてください。
―― 自車の高さ 運転前に 確認しよう ――
トラック等、車高の高い車が橋脚等に衝突する事故が後を絶ちません。この事故の主な原因は、自車の車高を把握していないことにあります。運転席に乗り込む前に、一度、自車や積荷の高さを確認するようにしましょう。
―― 冠水路 無理な進入 危険です ――
冠水した道路を車が水しぶきを上げて走行する様子をたびたびニュースで見かけます。しかし、冠水路はパッと見ただけでは水深がわからず、最悪の場合、エンジン等が水に浸かってしまい車が動かなくなるおそれもあります。冠水路には安易に進入しないようにしてください。
―― 再確認 高速道路での 適切対応 ――
故障のために路肩に停止したバスに、トラックが追突する事故が発生しました。高速道路上でトラブルが発生した際は、ハザードランプと発炎筒、停止表示器材で後続車に知らせましょう。設置の際には無理をせず、ガードレールの外側など安全な場所を通って移動してください。
―― 事故発生 まずは慌てず 状況確認 ――
交通事故を起こしてしまった場合、慌ててしまうおそれがあります。まずは、自分を落ち着かせ、状況の確認に努めましょう。そして、車を停止して、負傷者を救護します。その後、二次被害の発生防止措置を講じたのち、警察に報告します。万が一に備え、手順書を車内に備えておくと安心です。
―― 自転車も 事故に備えて 保険に加入 ――
自転車でも歩行者等と事故を起こすと、刑事上の責任だけでなく、高額賠償責任が生じるおそれがります。また、自転車に関する保険への加入を義務付ける自治体も多いため、必ず損害賠償責任保険等に加入しましょう。
―― ゾーン30 速度守って 地域貢献 ――
ゾーン30が広がりをみせています。ある試算によれば、速度を30キロ未満に抑制すると事故は3割減らせるそうです。ゾーン30内をはじめ、生活道路等では制限速度を厳守することで、地域の交通事故防止に努めましょう。
―― 地震発生 慌てずまずは 安全確保 ――
運転中に緊急地震速報を受信した場合、慌てて速度を落とすことはせず、ハザードランプを点灯し、周囲に注意を促しながら減速しましょう。大きな揺れを感じたら、安全な方法で道路の左側に停車します。周囲の状況に応じて、あわてず、身の安全の確保に努めましょう。
―― 雨天時は スピードダウンが 基本です ――
雨天時には、速度超過によるスリップが原因となる事故が多発します。路面が濡れているときは晴れの日よりも速度を控えて運転することを基本として、車間距離もいつも以上にとりながら安全運転を心がけましょう。
―― 子どもが乗る 自転車見たら 要注意 ――
警察庁の分析によると6月は、自転車に乗って死傷した小中高校がもっとも多い月です。なかでも高校生の増加幅が大きく、通学に慣れ、運転がおろそかになっていることが一因と考えられています。子どもが乗る自転車を見かけた際には、急な進路変更等を予測し安全に運転しましょう。