―― 下り坂 警戒しよう フェード現象 ――
下り坂などでフットブレーキを多用することにより、ブレーキが利きづらくなることをフェード現象といいます。最近の車は性能がよく、フェード現象は滅多に起こらないなどと言われる一方で、実際にフェード現象が原因による事故が発生しています。下り坂ではフェード現象を警戒し、エンジンブレーキ等を活用してください。
―― 止めましょう 就寝前の スマホの操作 ――
就寝前に、ついスマートフォンを触ってしまう方も少なくないでしょう。ついつい夜更かししてしまったということもあるかもしれません。しかし就寝前のスマホ操作は、睡眠の質を低下させるといわれます。寝る前には、できるだけスマホを触らないようにしましょう。
―― 夏休み 児童・学生との 事故防ごう ――
児童・生徒の夏休みが始まっています。夏休み中は、通学時間帯以外にもこどもと出会う機会が増えることが予想されるため、生活道路等を走行する際は、歩行者・自転車の飛出し等を予測しながら運転してください。
―― かもしれない その心がけが 事故を防ぐ ――
信号機のない交差点での出会い頭事故が多発しています。交差点に進入する際は、「交差車両は来ないだろう」と油断するのではなく、「飛び出してくるかもしれない」と考え、足をアクセルからブレーキに置き換えるなど、交差車両を警戒してください。
―― 自転車が 車道を走る際は 左側通行です ――
自転車は、車道を通行する場合は左側を通行しなければなりません。路側帯を走行する場合も同様です。通行可能な歩道を通行する場合は、どちらの向きでも構いません。ただし、歩道の中央から車道よりの部分を徐行しなければならないことに注意してください。
―― 休憩と 水分補給で 脱水症予防 ――
夏本番を迎えています。運転中は、たとえエアコンを使っていたとしても、汗をかき、脱水症状に陥る危険があります。運転中はこまめに休憩をとり、意識して水分補強を行うことで脱水症を予防しましょう。
―― 右折するのは 対向車が 過ぎた後 ――
交差点では、「我先に」と慌てて右折する車を見かけますが、このような右折は非常に危険です。対向車が接近しているときは、対向車が通過するまで右折を待ちましょう。また、その先の横断歩道へも注意を向けることで、右折時の事故を防止しましょう。
―― ゲリラ豪雨 遭遇したら 無理せず退避 ――
これからの季節は、運転中に一時的な大雨に見舞われることがあるかと思います。一時間に50ミリを超えるような降水量では、一面が白っぽくなり、視界が悪化します。このような場合は無理して運転を継続せず、駐車場等の安全な場所に一時退避して、雨をやり過ごしましょう。
―― 何気ない その割込みが 車内事故の原因に ――
バスに対する割込み等の行為が、バスの車内事故につながります。一般車両にとっては何気ない行為であっても、車体の大きなバスにとっては、ブレーキ一つで大きな衝撃が加わるため、車内にも大きな揺れが生じます。思いやり、譲り合いの精神で、バスの安全運行に協力しましょう。
―― ETC 通過速度を しっかり厳守 ――
ETCを通過する際の速度をしっかりと守っていますか? 一般的に時速20キロ以下とされており、それより早いとバーが開かなかったり、前車が通過できなかった際などに追突するおそれがあります。ETCを通過する際は、しっかりと速度を落としましょう。
―― 止まりましょう 歩道をまたぐ その前に ――
コンビニの駐車場に入る際など、歩道をまたぐ場面で一時停止をしていますか。一時停止をして安全確認を行わなければ、歩行者等と衝突するおそれがあります。歩道の手前での一時停止は道路交通法で定められたルールでもあるので、必ず実施してください。
―― 体調不良 甘く見るのは 危険です ――
暑さが本番を迎えるこれからの時期は、暑さと疲れからくる気の緩みといった「ぼんやり運転」による事故が増えるそうです。睡眠環境を整え、疲れを残さないように心がけるなど、体調管理に努めましょう。万が一、体調に不安がある場合は、無理をせず、点呼等で報告してください。
―― 燃えるかも 車内に置いた モバイルバッテリー ――
スマートフォン等の使用に欠かすことのできないモバイルバッテリーですが、真夏の車内に、モバイルバッテリーを放置してしまうと、発火するおそれがあります。車から離れる際は車内に放置せず、持ち運ぶように注意しましょう。
―― 見落とさない 大きな車の 後ろの二輪車 ――
交差点を右折する際、トラック等の大きな車体の後ろに隠れる二輪車を見落とし、ヒヤっとしたことはありませんか。車体の小さな二輪車は、車の陰に隠れてしまうことがあります。右折時には、慌てずしっかりと安全確認を行ってください。
―― 自転車も 速度の出し過ぎ 注意です ――
自転車に関連する事故が多発しています。最近では、スポーツ仕様や電動アシスト付きの自転車など、簡単にスピードを出せるものも多くなりました。下り坂や見通しの悪い場所、狭い場所などでは、速度に注意しながら走行してください。
―― 右折時は ハンドル切らずに 待ちましょう ――
右折待ちをする際、ハンドルを右に切っていると、追突された際、反対車線に飛び出してしまうおそれがあります。右折を待つときは、ハンドルを真っすぐにしておくことを意識して、対向車線へのはみ出しを警戒してください。
―― ライダーは 胸部プロテクターを 着用しよう ――
二輪車の事故が目立ちます。バイクの死亡原因は、1位が頭部で、次いで胸部となっています。頭を守るヘルメットは着用義務となっていますが、胸部のプロテクターは義務ではなく、着用率は低いようです。自分自身の命を守るため、胸部プロテクターを着用してください。
―― 飲み会に 参加する日は マイカー出勤控えよう ――
新型コロナの5類移行に伴い、飲み会を再開した事業所も少なくないことでしょう。あるアンケートによると、マイカー通勤者の4割半が、その日の飲み会で飲酒しているそうです。運転代行やタクシー等で帰宅することが多いようですが、念には念を入れ、飲み会には車で参加しないようにしましょう。
―― 電動キックボード 見かけた際には 動静注意 ――
7月1日からの改正道路交通法施行により、電動キックボードの交通ルールが緩和されました。電動キックボードを見かけた際には、飛出しや急な進路変更など、その動静に注意しながら運転してください。
―― 高めよう 安全意識と 安全行動 ――
7月1日から全国安全週間が実施されています。死亡災害は減少傾向にあるものの、死傷災害は増加傾向にあります。安全意識を高めることで、労働災害を少しでも減らし、労働者一人一人が安全に働くことができる職場環境を築きましょう。