―― 振り返ろう 今年の運転 どうだった? ――
多くの事業所で、仕事納めを迎えます。2024年、年初に立てた目標の達成度合いはいかがでしたか? 無事故・無違反を達成できた方は、そのまま継続してください。違反や事故があった方は、その原因をしっかりと見つめなおし、再発防止に努めましょう。
―― 年末年始 渋滞予測を 活用しよう ――
年末年始は、全国各地の高速道路で渋滞の発生が予想されています。渋滞に巻き込まれてしまうと、肉体的にも精神的にも疲れます。まずは渋滞予測情報をチェックして、出発日時の変更も検討して、快適な移動を目指しましょう。
―― 使いこなそう 搭載された 高機能前照灯 ――
みなさんの車には「高機能前照灯」は搭載されていますか? これはハイビームとロービームを自動で切り替えるものですが、しっかりと活用することで、夜間の事故防止に大きな効果を発揮します。搭載車に乗っている方は、積極的に使用していきましょう。
―― 忘年会 飲んだら乗らない 徹底しよう ――
連日、飲酒運転に関する報道を目にします。飲酒運転は、たとえ少量であっても犯罪です。飲んだら乗らない、運転しないことを徹底して、事業所から飲酒運転を根絶してください。忘年会・新年会のシーズンはハンドルキーパーを決めておくなど、とくに注意しましょう。
―― 年内も 気を引き締めて 安全運転 ――
今年も残すところあとわずかになりました。誰もが慌しくなるこの時期は、速度超過や信号無視等にとくに注意してください。自分自身の身勝手な行動が交通事故の原因となることをしっかりと理解して、安全運転を徹底しましょう。
―― 週末は 駐車場での 警戒徹底 ――
商業施設の駐車場での死亡事故が後を絶ちません。これから年末年始にかけて、商業施設は混雑しますが、駐車場を走行する歩行者は「車が止まってくれる」と思い、油断しているおそれがあります。駐車場を走行する際には、歩行者等の見落としに注意して、事故防止に努めましょう。
―― 夜間走行 横断歩行者 見落とさない ――
夜間は、視界も悪く、ヘッドライトも道路の一部しか照らしません。そのため交差点通過時には、横断歩行者が急に飛び出してきたように感じることがあります。夜間、突然の歩行者出現に驚かないためには、まずは速度を落として運転することです。そして、ハイビームを活用し、横断歩行者の存在を探しましょう。
―― 車から 離れる際は 必ずギアをPに ――
停止中に運転を後退をした運転者が、後退してきた車の下敷きになる事故がおきました。ギアはバックに入っていたようです。運転中にやむを得ず車から離れる際には、ギアをPレンジに入れ、パーキングブレーキもかけましょう。
―― 急な迂回 焦らずルート しっかり確認 ――
迂回ルートを誤り、事故を起こすケースがたびたび発生しています。急に不慣れな道を走行することになる場合、心理的な負担も増大します。迂回ルートを走行する際には、ルートの確認を管理者と徹底してください。そして不安な場合は無理に走行を継続せず、再度確認することが重要です。
―― 年末は 混雑見越して 早めに行動 ――
2024年も残すところ、あと半月になりました。これから年末に向けては交通量も多くなり、各地で渋滞等が発生するようになります。そのため、車で移動する際には、普段以上に時間がかかることを見越して、早めに出発することを心がけてください。
―― 慌しい そんな時こそ 確認徹底 ――
12月の週末は、普段以上に慌しい方も多いのではないでしょうか。バタバタすると、つい安全確認を省略したくなりますが、そんなときに事故は起きてしまうものです。忙しいときにこそ安全確認を徹底して、事故防止に努めましょう。
―― 意識しよう 早めの点灯が 事故減らす ――
薄暮時の交通事故が目立ちます。誰もが簡単にできる事故防止策として「早めのライト点灯」が挙げられます。カチッとひねるだけでヘッドライトは点灯できますので、地域に合わせて点灯時刻を設定して、事故防止に取組みましょう。
―― 横断歩道上の 歩行者絶対 見落とすな ――
信号機のない横断歩道で、小学生がはねられる事故が起きました。運転者は前をよく見ていなかったと答えているようですが、言語道断です。横断歩道では、横断中の歩行者はもちろん、その付近にいる、横断しようとする歩行者も見落とすことがないように運転に集中しましょう。
―― 運転中も 荷台の確認 行おう ――
ダンプカーの荷台が上がったまま走行し、歩道橋に衝突する事故が発生しました。なぜ、荷台が上がったままで走行していたのかは不明ですが、運転前に、しっかりと確認していれば防ぐことのできる事故です。また、走行中も後方の様子は気にかけてください。
―― 横断歩道 近づく際は 歩行者探せ ――
信号機のない横断歩道で、しっかりと止まって歩行者に進路を譲れている車は、まだまだ多くありません。横断歩道での歩行者保護は法令で義務付けられています。横断歩道に近づく際には、その周辺に横断しようとする歩行者がいないかどうかをしっかりと探し、見落とさないようにしましょう。
―― 右折入庫 直進車両を 邪魔しない ――
施設に右折で入庫しようとした車両と直進車両が衝突する事故が起きました。「直進車より先に入庫したい!」という気持ちが働いたのでしょうが、ときには交差車両の距離や速度を読み間違うこともあります。右折時には焦らず、直進車の通過を待ちましょう。
―― ジャンクション 速度の出し過ぎ 要注意 ――
高速道路のジャンクションで、トレーラーが横転する事故が起きました。急カーブであり、速度の出し過ぎが原因だと思われます。高速道路のジャンクションや出口付近では、つい、本線上と同じような速度で走ってしまいますが、カーブの手前ではしっかりと減速することを意識しましょう。
―― 自転車も 飲酒幇助で 捕まります ――
先日、飲酒運転をすると知りながら友人に自転車を貸したとして、20歳代の男が書類送検されました。車と同様に、自転車であっても飲酒運転を幇助すると罰則があります。「自転車だから大丈夫」では済まされないことをしっかりと理解して、飲酒運転は絶対にしないようにしてください。
―― 車のキー 管理方法 見直そう ――
高校生が勝手に車を運転して、死亡するという事故が起きました。車のキーは車内に置いてあり、誰でも使える状態であったようです。「いつでも、だれでも移動できるように」などの理由から鍵の管理を怠った場合、事故の責任を問われる可能性が高くなりますので、管理を徹底しましょう。
―― 冬用タイヤ ナットの締め増し 実施しよう ――
「冬用タイヤに交換してしばらく経った」という事業所も多いのではないでしょうか。タイヤの脱落事故は、交換後、1か月以内の発生が大半を占めています。11月に交換した事業所では、ナットの締め増しを確実に実施してください。