―― 目標は しっかり見返し 反省・対策 ――
早いもので、年が明けてひと月が経ちました。年初に立てた安全目標は、実践できていますか。月末を迎えるにあたり、取り組み度合を見返してみましょう。あまり実践できていない場合には、取り組むことのできる目標を改めて立てなおし、心機一転、取り組みましょう。
―― 踏切待ち ブレーキから 足離さない ――
踏切待ちをする際、つい気を緩めてしまうことがありますが、ブレーキは緩めないように注意しましょう。近年、普及の進む「オートホールド機能」の過信も禁物です。たとえ待ち時間が長時間であっても、ブレーキから足を離さないようにしてください。
―― 生活道路 速度超過が 命取りに ――
生活道路のような道幅の狭い道路でも、スピードを控えることなく走行する車をたびたび目にします。生活道路では見通しもよくないため、子供や自転車が飛び出してきた場合、猛スピードでは避けることができません。生活道路は速度を控えて走行しましょう。
―― その凍結 しっかり除いて 出発しよう ――
冬期は、フロントガラスが凍結してしまうことがあります。そのまま運転するのは大変危険ですので、運転前に、解氷剤を使用したり、スクレーパー等で取り除くなど対処してしっかりと視界を確保してから運転を開始しましょう。
―― ドアを開ける その前しっかり 後方確認 ――
ドアを開けるときには、後方から二輪車などの車両や歩行者が接近していないかどうかを確認してから開けましょう。後方の安全確認を疎かにすると、思わぬ大事故につながる可能性もありますので気をつけてください。
―― スマホ見ず しっかり前見て 運転しよう ――
先日、運転中にスマホを取ろうとして下を向いた際に、歩行者をはねる事故が発生しました。運転中は、一瞬のわき見が人の命を奪ってしまうことを肝に銘じ、ながらスマホをはじめとするわき見運転は絶対に行わないようにしてください。
―― 冬道運転 気持ちのゆとりが 重要です ――
冬道ではゆっくりと慎重な運転が求められるため、普段以上に時間がかかります。降雪や積雪が予想される日などは、いつもよりも時間に余裕を持って早めに出発し、運転中に焦ることのないように心がけましょう。
―― 歩行者が いたら止まって 道譲ろう ――
信号機のない横断歩道を横断しようとする歩行者を見かけた際、しっかりと止まって進路を譲っていますか? 進路は、譲ってあげるのではなく、譲らなければならないことを頭に入れ、歩行者優先を徹底しましょう。
―― 睡眠の 重要性を 再確認 ――
みなさんは寝不足状態で運転していませんか。トラック等の休息期間が問題となっていますが、どれだけ休息期間を確保しても、その時間にしっかり休まなければ意味がありません。休息期間はしっかりと体を休めるようにしてください。
―― 確保しよう 心のゆとりと 車間距離 ――
時間に追われるなど、心にゆとりがなくなってしまうと、急ぎの心理から車間距離を詰めがちになってしまいますが、車間距離が不十分な状態では、追突事故等の危険が高まります。心にゆとりを持ち、車間距離の確保に努めましょう。
―― 地震発生 まずは慌てず 安全確保 ――
阪神・淡路大震災の発生から29年を迎えました。運転中に大地震が発生した場合、まずは急ブレーキを避け、道路の左側に停止してください。停止後は、ラジオ等で地震情報や交通情報を聞き、その情報や周囲の状況に応じて行動してください。
―― 駐車マス 区分はしっかり 守りましょう ――
高速道路のサービスエリアやパーキングエリアで、大型車用の駐車マス不足が問題となっています。小型車の方は、決められたマスをしっかりと守り、マナー良くサービスエリア等を利用してください。
―― 暗い夜 バイクの見落とし 要注意 ――
夜間、バイクを見落とす事故が発生しています。ヘッドライトが1灯しかないバイクは、2灯ある四輪車と違い、存在そのものを発見しにくかったり、他の四輪車のライトに紛れてしまうことがあることに注意してください。
―― 救急車接近 交差点を避け 道路脇に停止 ――
交差点付近で救急車等の緊急車両が接近してきた場合、交差点を避け、道路の左側に寄って一時停止しなければなりません。しかし、実践できていない車両も多く見かけます。緊急車両は刻一刻を争っていますので、しっかりと優先してください。
―― 雪を避け 車道を歩く 歩行者注意 ――
雪が積もると、車道は除雪されても歩道が除雪されることはあまりありません。そのため、歩行者は、歩きやすい車道に出てくることがあります。積雪時には、車道を歩く歩行者がいるという意識を持って、運転してください。
―― 雪道走行 車が巻き上げる 雪に注意 ――
大雪や吹雪の中を走行する際には、前車が巻き上げる雪による視界の悪化にも注意して、車間距離の確保に努めましょう。一方、自車が巻き上げた雪が、テールランプを覆ってしまうと、追突されるおそれがありますので、定期的に雪を取り除いてください。
―― 休み明け 気持ち引き締め 安全走行 ――
まだまだお正月気分が抜けきらない時期ではありますが、休み明けの運転は、事故を起こしやすいと言われています。久しぶりに運転するといった方は、気持ちを引き締め、安全走行を心がけてください。
―― 誓います 今年一年 無事故・無違反 ――
あけましておめでとうございます。気持ち改まるこの時期に、今年1年、無事故・無違反で過ごすことを誓いましょう。従業員各自で無事故・無違反を達成するための安全運転目標を立て、年初の朝礼等で発表しあうとよいでしょう。