■2024年 2月安全スローガン

―― 少しでも お酒は簡単に 抜けません ――

飲酒運転が後を絶ちません。たとえ少量の飲酒であっても、アルコールが分解されるまでには時間を要します。その間、寝てしまうと、アルコールの分解速度が遅くなることにも注意が必要です。飲酒したら運転しない、運転するなら飲まないことを徹底しましょう。

―― 踏切進入 安全確認 徹底しよう ――

電車が通過する前に踏切の遮断棒が上がり、中に進入した車が電車と衝突する事故が発生しました。踏切を渡る前には一時停止して、窓を開け、自分の目と耳で電車が来ていないことを確認することを徹底しましょう。

―― 雨の日は 晴れの日の倍 車間距離 ――

雨の日はスリップしやすくなるため、事故が多発する傾向にあります。首都高速では、雨の日は晴の日に比べて、人身事故は4倍、物損事故は7倍も多くなるそうです。雨の日は、晴れの日の2倍以上の車間距離を確保して、安全運転に努めましょう。

―― 降雪時は 歩道の人も 滑ります ――

雪が積もると滑るのは、車だけではありません。歩道を歩く人も滑るおそれがあるため、転倒し、車道に出てくることを警戒する必要があります。それ以外にも、雪が深くなると歩道が歩けなくなり、車道を走行するといった危険もあるため、雪道走行時は歩行者の動静にも注意しましょう。

―― 交差点 進入する前 状況確認 ――

青信号の間に交差点を通過することができず、その手前にある横断歩道上で停止する車をよく見かけます。混雑する交差点では、その先の状況をしっかりと把握し、自車のスペースをしっかりと確保してから進みましょう。横断歩道上での停止は迷惑なだけでなく、交通違反の対象です。

―― 車線減少 その標識を 見落とさない ――

高速道路では、工事規制箇所での機材への接触や追突事故が頻発しています。まずは「道路工事中」や「車線数減少」などの警戒標識を見落とさないように注意するとともに、早めの車線変更を行いましょう。

―― その割込み 他車の事故に つながります ――

路線バスの前への割込みなど、自分では何気なく行った車線変更が、他車の事故につながるおそれがあります。進路変更を行うときには、必ずウインカーを出し、変更先の安全確認を怠らないよう注意してください。

―― 一瞬の油断 その後の人生 変わります ――

いつもは真面目に安全確認している人でも、ふと魔がさして一瞬だけ油断をすることで事故を起こしてしまうことがあります。たった一瞬の油断がその後の人生を大きく変えてしまうことになりますので、運転時の油断は厳禁と肝に命じましょう。

―― いつも来ない 今日は来るかも しれません ――

普段交通量の少ない交差点で、「いつも誰も来ないから今日も来ないだろう」と油断して安全確認を怠るようになっていませんか? 普段来ない道でも今日は来るかもしれませんので、いつでも気を抜かずに運転することが大切です。

―― 事故の原因 作る停車は 厳禁です ――

歩道や生活道路など、むやみに停車をすることで死角が生まれ、事故の原因となることがあります。停車をする際にはしっかり場所を考え、万が一にでも事故が起こるきっかけとならないようにしましょう。

―― ドアオープン 後方確認 しましたか? ――

たまに全く後方を確認しないままドアを開ける運転者を見かけますが、もしそこに歩行者や自転車が来ていたら、思わぬ事故につながることになります。必ず後方の安全を確認してからドアを開けることを徹底してください。

―― お手本に なれるような 運転を ――

人のお手本になれるような運転をしている自信はありますか? 常日頃から、いつ誰に見られても恥ずかしくないような運転をするように心がけましょう。

―― 到着時間 スピード出しても 変わりません ――

急いでいるときはスピードを出し、無理な車線変更や黄信号での交差点進入など、危険な運転をしがちです。しかし、そのようなリスクを犯したところで到着時間はほとんど変わりません。事故を起こすと元も子もありませんので、急いでいるときこそ、冷静な運転を心がけましょう。

―― 落ち着こう 心の乱れは 運転の乱れに ――

マナーの悪い他車の行動にイラっとすることがありますが、そこでカッとしてしまうと自分自身の運転も乱暴になり、事故やトラブルに結びついてしまいます。運転中は常に冷静でいるように意識してください。

―― ノーマルタイヤで 積雪路面は 走れません ――

積雪予報が出ているにも関わらず、ノーマルタイヤで向かった結果、立往生してしまうケースが後を絶ちません。「大丈夫だと思った」「ここまでひどいとは思わなかった」というような甘い考えがスタックにつながることを理解して、雪道を走行する際にはスタッドレスタイヤに交換したり、チェーンを携行しましょう。

―― 大型車両の 追突事故は 被害甚大 ――

車体の大きなトラックが追突事故を起こした場合、その被害も乗用車と比べて大きくなり、死亡重傷事故率は約7倍になるともいわれます。大型車の追突事故は重大事故につながるということをしっかりと認識し、車間距離の確保と速度を控えた運転を実践してください。

―― なくしましょう 整理整頓で 車内のわき見 ――

「車内の荷物が落ちてわき見をした」という事故が発生しました。運転中は運転に集中できるように、車内の整理整頓を徹底しましょう。万が一、運転中に物が落下してしまった場合はわき見をせず、安全な場所に止まってから拾うようにしましょう。

―― 時々は 交通ルールを 見直そう ――

交通ルールや標識の意味は、時々見なおしておかないと、すっかり忘れてしまうものです。道路交通法の改正もたびたび行われていますので、定期的に法令テストを実施するなどして、交通ルールや標識の意味をを見直しておきましょう。

―― 危険な運転 会社の信用 落とします ――

会社の名前が入っている車であっても、危険な運転やマナーのない運転をするドライバーが少なくありません。あなたの運転はどこで、誰に見られているかわからないことを意識して、危険な運転等が会社の信頼を落とすことになることを、しっかりと理解しておきましょう。

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1月6日(月)

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