―― 自転車も ライト点灯 反射材 ――
薄暮時や夜間に、無灯火で走行する自転車が散見されます。自転車の利用者からは周囲が見えていても、その他の運転者からは、まったく自転車が見えず、見落とされるおそれがあります。夜間、自転車に乗る際は、必ずライトを点灯し、反射材も活用しましょう。
―― 自分から 早めのライトで 知らせよう ――
だんだんと日が暮れるのが早くなってきました。最近は、オートライトの普及が進み、ヘッドライトが自動で点灯する車も増えました。だからといって装置に任せっぱなしにするのではなく、自分が暗いと感じる際には、積極的にライトを点灯して運転してください。
―― 交差点 交差車両の 飛出し注意 ――
信号機のない交差点での出会頭事故が後を絶ちません。交差点では、まずは対向車の存在を意識してください。そして、対向車に気づいた場合は、対向車の進行を予測して、速度をおとしたり、ペダルの足を踏み替える等の行い、注意しながら進行してください。
―― 高速走行 しっかり前見て 運転を ――
高速道路上では、渋滞最後尾に追突したり、道路上で誘導や作業をしている人と衝突する事故が頻発しています。その主な原因は、わき見等、前をしっかり見ずに運転していることが考えられます。運転中はしっかりと前を見て、安全運転に徹しましょう。
―― 暗い道 遠くを照らし 事故防止 ――
夜間、道路を横断する歩行者と衝突する事故が後を絶ちません。横断歩行者を少しでも早く発見するためには、ハイビームの活用が欠かせません。交通量も少なく、街灯も少ないような暗い道路では、積極的にハイビームを使用して、事故防止に努めましょう。
―― ABS しっかり踏んで 効果を発揮 ――
ABS(アンチロックブレーキシステム)は、ブレーキ時に安定した車体姿勢を確保し、ハンドル操作を可能にする装置です。ABSを作動させるためには、急ブレーキ時に、ブレーキペダルを力いっぱい踏み込む必要がありますので、緊急時にはためらわず、思いっきりブレーキを踏みましょう。
―― ETC 通過速度に 要注意 ――
週末に高速道路を利用する方も少なくないかと思いますが、ETCレーンを通過する際には、速度に注意してください。時速20キロ以下でなければ、開閉バーに衝突するおそれがあります。また、スマートICでは、一時停止が必要となりますので、こちらも注意してください。
―― 自転車の スマホ・酒気帯び 罰則強化 ――
道路交通法が改正され、11月1日に施行されます。これにより、自転車の「ながらスマホ」と「酒気帯び運転」の罰則が強化されます。このほか、前述の違反は自転車運転者講習制度の対象となる違反にも追加されます。施行前に、しっかりと従業員に周知しておきましょう。
―― 自宅でも 車の周囲 必ず確認 ――
自宅の敷地内で、家族をひいてしまう事故がたびたび発生していますが、その主な原因は、安全確認不足です。自宅の駐車場だからと油断するのではなく、周囲に家族がいるかもしれないと考え、車を動かす前に、安全確認を徹底してください。
―― 冠水路 安易な進入 故障のもと ――
大雨の影響により、道路が冠水することがたびたび発生しています。しぶきを上げながら走行する様子が頻繁に報道されますが、エンジンが水を吸ってしまったり、マフラーが水につかってしまうと車は動けなくなってしまいます。冠水路は安易に走行せず、避けてください。
―― 台風発生 気象情報 こまめに確認 ――
先日発生した台風10号のように、なかなか進路が定まらない場合があります。このような状況では、こまめに気象情報を確認し、安全運行を確保する必要があります。管理者・運転者ともに気象情報や道路状況を確認し、共有してください。
―― トンネル火災 進入前に 情報チェック ――
トンネル内では、交通事故等に起因する火災がたびたび発生しています。トンネル内で火災が発生した場合、トンネルの入口では信号や情報板等で案内されますので、情報の見落としに注意して、トンネル内に進入しないように注意してください。
―― 相手車両 思いやる気持ちで 安全運転 ――
連日、あおり運転の報道を見聞きします。あおり運転は犯罪であり、許されるものではありませんが、割り込まれた、進路を譲ってくれなかったなど、そのきっかけは些細な事であることが少なくありません。相手を思いやる気持ちを思って、安全運転に努めてください。
―― 二輪車の 安易なすり抜け 命とり ――
二輪車のいわゆる「すり抜け」は非常に危険な行為です。前車を追い抜くために反対車線を走行したり、車の左側から追越しを行うことは、事故を起こすリスクが高いだけでなく、事故を起こした際の被害は二輪車側が大きくなることを理解して、二輪車は安全に利用してください。
―― 回り道 嫌う歩行者 見落とさない ――
横断歩道外を横断中に事故にあう歩行者が多くなっています。特に高齢者は、回り道を嫌うほか、車が止まってくれると思っていることも少なくありません。まずは道路脇の歩行者を見落とさないようにして、道路の横断を警戒しながら運転してください。
―― 道路脇 しゃがんだ歩行者 要注意 ――
道路脇にしゃがんで作業をしていた人が、車にはねられる事故が発生しています。道路脇にしゃがんだ人は小さく、その存在に気がつきにくいものです。夜間には道路で寝ている歩行者等も存在しますので、注意して運転してください。
―― 駐車場 安全確認 手抜きしない ――
駐車場で後退時に、歩行者と接触する事故が後を絶ちません。駐車場では、歩行者も油断していたり、他のことに気を取られるなどして、後退する車に気が付ないおそれがあります。慣れた場所であるからと手を抜かず、後退する際には、後方の安全確認を徹底してください。
―― 高速道路 逆走車両を 意識しよう ――
高速道路を逆走する車両との衝突事故が少なくありません。まずは、高速道路を逆走する車が現れるかもしれないことを、頭の片隅においておいてください。そして逆走車と衝突しないためには追越車線を走りつづけないことがポイントになることを覚えておきましょう。
―― チャイルドシート 年齢ではなく 身長で ――
チャイルドシートの使用が義務付けられているのは6歳未満の幼児です。しかし、シートベルトを適切に使うためには、大人の体格が必要であり、実際に、小さな子供がシートベルトにより受傷する事故も発生しています。身体が小さな子どもには、引き続きチャイルドシートやジュニアシートを使用してください。