―― 走行中 異音がしたら 降りて確認 ――
走行中に異音がした場合には、車を安全な場所にとめて、車と周囲の確認を行いましょう。人や物と衝突し、そのまま立ち去った場合には、ひき逃げや当て逃げとなるおそれがあります。万が一、事故の場合は正しい措置をとりましょう。
―― 暗い夜道 黒い服では 目立ちません ――
皆さんは、服の色で、夜間の見え方が異なることを知っています? 暗い夜道では、一般的に黒い色の服は闇に溶け込んでしまい、目立ちません。一方、白っぽい服装や反射材を着用しているとよく目立ちます。夜道を出歩く際には、服装の色にも注目してください。
―― 横断歩道 歩行者見たら 必ず止まれ ――
横断歩道上で、歩行者が車にはねられる事故が頻発しています。横断歩道上は歩行者優先であり、車優先ではありません。横断歩道を横断していたり、横断しようとしている歩行者がいる場合には、車はしっかりと停止する必要があることを、しっかりと意識して運転しましょう。
―― カーブの手前 減速忘れず 安全通過 ――
カーブを曲がる際に、スピードを出しすぎると遠心力が大きくなり、対向車線にはみ出したり、ガードレール等に衝突する危険があります。実際に衝突したり、横転する事故も発生していますので、カーブの手前ではしっかりと減速して、安全に通過してください。
―― 眠気には 目をそむけずに 休憩しよう ――
運転中に眠気を感じることがありますが、そのまま無理して運転を継続した結果、追突事故を起こしてしまった、というケースが少なくありません。眠気を解消するには、仮眠をとることが一番です。ほんの少しの睡眠でも眠気覚ましには効果がありますので、休憩してください。
―― 拾わない 運転中の 落とし物 ――
運転中に、助手席などに置いていたカバンや書類等が落ちたことはありませんか。落としたものを走行中に拾おうとした結果、事故につながるケースも少なくありません。まず、荷物はしっかり固定し、たとえ物が落ちても拾わないといったことを肝に銘じて運転しましょう。
―― 駐車場 バックで出るとき 要注意 ――
駐車場で前向き駐車をした場合には、出庫時はバックとなるため注意が必要です。まずは、焦らず、ゆっくりと安全確認を徹底しながら後退してください。ゆっくりと後退することで、周囲の車や歩行者からも発見してもらいやすくなります。
―― キックボード発見 転倒注意し 側方あける ――
道路脇を走行するキックボードをよくみかけるようになりました。キックボードはタイヤも小さく、とても不安定な乗り物であるため、少しの段差等でも転倒するおそれがあります。そのため、側方を通過する際には、自転車や歩行者と同様に、しっかりと側方間隔を確保するようにしましょう。
―― 自転車も 車も飲んだら 運転禁止 ――
飲酒運転に関する報道が後を絶ちません。昨年には、自転車の酒気帯び運転も厳罰化され、居酒屋等でチラシを見かけた方も少なくないはずです。飲酒運転は犯罪です。車はもちろん、自転車であっても、お酒を飲んだら運転しないことを徹底してください。
―― 踏切待ち 油断はせずに ブレーキ継続 ――
遮断機の降りた踏切内に進入し、電車と衝突する事故が起きました。原因は明らかになっていませんが、何らかの影響によりブレーキが緩んだのではないでしょうか。踏切の待ち時間にはつい運転と関係のないことをしがちになりますが、わき見をせず、ブレーキはしっかりと踏み続けるようにしてください。
―― かぜひいた? 飲む前確認 薬の副作用 ――
風邪をひいたかな? と思ったときは、病院に行く前に、薬で対処する人も少なくないはずです。しかし、市販薬のなかには、眠たくなるなどの副作用がある薬のあるので、注意が必要です。不安な場合は、薬剤師等に相談して、運転に影響のないものを選びましょう。
―― 冬用タイヤ 過度な過信は 事故のもと ――
冬用タイヤは、夏用タイヤと比べて雪道をしっかりと走ることができます。しかし、たとえ冬用タイヤを装着していても、止まらない、曲がれないという事態は発生します。雪道では冬用タイヤだからと油断せず、車間距離の確保と速度の抑止で事故防止に努めましょう。
―― 赤色点滅信号 必ず止まって 安全確認 ――
先日、赤色の点滅信号を無視して交差点にした車が警察に止められる場面に遭遇しました。赤色点滅信号では車は「停止位置において一時停止しなければならない」とされています。「注意して進む」ではないことを理解してください。
―― ちょっとでも 飲んだら脳は 麻痺します ――
お酒を飲むと、たとえ少しであっても脳が麻痺してしまい、正常な判断ができなくなります。その結果、速度超過や逆走といった危険な行動をとるのです。飲酒運転は犯罪であることをしっかりと周知して、事業所からの飲酒運転を根絶しましょう。
―― 曲がる前 しっかりスピード 落としましょう ――
カーブや交差点で車が横転する事故が頻発しています。その主な原因は、スピードの出し過ぎだと思われます。自分の運転技術や車の性能を過信せず、カーブの手前ではしっかりと減速するという基本を徹底してください。
―― 休み明け 安全運転 徹底しよう ――
あけましておめでとうございます。本年も、無事故・無違反を目指して安全運転に努めましょう。休み明けは、事故が多いとよく言われます。心ではわかっていても、身体がついてこない場合もありますので、運転前にしっかりと準備運動を行い、万全の体勢で運転業務に臨みましょう。