―― 都市高速 流れに乗っても 車間は確保 ――
首都高速道路や阪神高速道路などの都市高速道路は、交通量の多さからか、車間距離をつめて走行しているケースが少なくありません。交通の流れに乗ることも大切ですが、事故を起こさないためには、車間距離の確保に努めましょう。
―― ダイヤマーク その先あるのは 横断歩道 ――
運転中にひし形の路面標示(ダイヤマーク)を見かけることがありますが、その先には、何があるのか知っていますか? ダイヤマークの意味は「横断歩道等あり」です。ダイヤマークを見かけたら、その先に横断歩道があることを意識して、歩行者の横断にしっかりと備えましょう。
―― 急いでいる 自分に気づき 落ち着こう ――
交通事故が起きる原因のひとつに「焦りの心理」があります。約束の時間に遅れそうになったりはもちろんですが、「お昼までにこの配達まで終わらせよう」など、日常的に急ぐ心理に陥ることもあります。そんなときは一時停止を見落としたり、安全確認を怠りがちですので、意識して落ち着いた行動をとるようにしてください。
―― 目の疲れ 早め早めの 対策を ――
運転は目を酷使しますが、目の疲れは肩こりや頭痛の原因ともなるため対策が必要です。「目が疲れたな」と感じる前に、目の体操をしたり、温かいタオルをのせるなどして、早めにケアを行いましょう。
―― 事故ゼロは 一人ひとりの 意識から ――
交通事故ゼロの社会を実現するのは難しいことですが、決して不可能ではないと思います。まずは一人ひとりが「絶対に事故を起こさない」という強い意識を持つことから始めましょう。
―― 自動車は 走る凶器と 自覚しよう ――
あなたが運転する自動車は、ひとつ間違えると簡単に人の命を奪う凶器となることを自覚していますか?その自覚が、安全運転を行う意識を高めますので、気を抜かず「絶対に事故を起こさない!」という気持ちで運転しましょう。
―― 深夜運転 横断歩行者 気をつけて ――
深夜に運転をするときには交通量も少ないため、直線道路だとついスピードを出しすぎていませんか?「歩行者に気づいたときには間に合わなかった」とならないためにも、歩行者の横断を予測しつつ、スピードを落として運転してください。
―― 濡れたくない 歩行者の心理 理解して ――
雨の日は歩行者も「濡れたくない」という心理が働くので、無理に交差点を横断したり、走り出したりするなど危険な行動をしがちです。雨の日は歩行者の動きに注意して、安全に走行するようにしましょう。
―― 高速道路 路肩に停車は 危険です ――
高速道路の路肩に停車中に、後方から来た車に追突される事故がたびたび発生しています。高速道路の路肩には、緊急時以外は停車しないようにしてください。
―― 運転中は こどもの安全 最優先 ――
入学シーズンを迎え、各地で初々しい新入児童の姿を見かけます。新入児童は、道路交通に不慣れであるため、しっかりと保護していかなければなりません。一人歩きはもちろん、集団登下校時を見かけた際には、細心の注意を払いましょう。
―― 運転中に 異音を聞いたら 即確認 ――
ひき逃げ事故が各地で発生しています。人や物に衝突した際には、異音や衝撃を感じるはずです。そうした時には、必ず車を止めて確認してください。何もなければ問題ありませんし、事故やトラブルが発生していた場合には、正しい措置をとりましょう。
―― 前方を走る キックボードに 注意しよう ――
電動キックボードをよく見かけるようになりました。しかしながら、キックボードの利用者の中には、交通ルールを無視する利用者も少なくありません。前方にキックボードがいればその動向に注目して、追い抜くときにはしっかりと側方間隔をあけるようにしてください。
―― トンネル内 漫然追従 事故のもと ――
暗いトンネルは前方の視界が悪いため、渋滞が起きていても気づくのが遅れがちです。トンネルに入るときはもちろん、トンネル内でも前車との車間距離の確保に努めましょう。そして、しっかりと前方を注視し、前車の急停止などに備えましょう。
―― 体調不良 無理せず運転 取りやめよう ――
少しぐらいの体調不良なら無理をして予定どおり運転したくなります。しかしながら、ドライバーの体調不良はそのまま交通事故へと直結する恐れがあります。決して無理をせず、申告するようにしてください。
―― 慣れた道 ゆるむ心に リスクあり ――
普段走り慣れた道はどうしても油断してしまいがちです。しかし、漫然運転は交通事故のリスクを大いに高めます。そのことをしっかりと念頭に置いて、どんな場面でも気を引き締めた運転を心がけてください。
―― 上向きライトで 遠くの歩行者 見落とさない ――
夜間、下向きライトで走行していると40メートル先しか確認することができません。しかし、上向きライトでは100メートル先までの確認が可能になります。夜間走行時は前方の視界確保が大切ですので、積極的に上向きライトに切り替えましょう。
―― 強い意志 持って防ごう わき見運転 ――
交通事故の大きな原因の一つに「わき見」が挙げられます。運転席からスマホ等のわき見の原因を遠ざける、風景や看板に気をとられないようにするなど、「絶対にわき見をしない」という強い意思を持ちましょう。
―― 車間距離 詰めたら後悔 することに ――
隣車線の車が自車の前に入ってきそうなときなど、つい割り込まれることを嫌がって前車との車間距離を詰めていませんか? そういうときに前車が減速すると、追突してしまう恐れがあります。追突事故を起こして後悔しないためにも、気持ちと車間距離にゆとりを持ちましょう。